【FPトピックス】[社説]NISAで貯蓄から投資の流れをさらに他

スポンサーリンク

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含んでおります。ご了承ください。

メモ書き程度ですが、最近気になった記事を紹介します。

FP関連で役に立つ論点を中心に、不定期で書いていこうかと考えています。

記事は以下のような内容です。

・[社説]NISAで貯蓄から投資の流れをさらに
・マネックス証券、2月13日の「NISAの日」を控えNISAに関する調査結果と社内データを公表
・「スリムS&P500」と「オルカン」、月末残高が過去最高 1月

それぞれ紹介していきます。

スポンサーリンク

[社説]NISAで貯蓄から投資の流れをさらに

日経の社説からです。無料でも全文読むことができます。

[社説]NISAで貯蓄から投資の流れをさらに - 日本経済新聞
少額投資非課税制度(NISA)が新しくなり丸1年が過ぎた。投資になじみが薄かった家計の間でも口座を開く動きが広がり、認知度は格段に高まった。2年目以降はブームから定着へ向けた真価が問われる。貯蓄から投資の流れをさらに太くしていきたい。金融庁...

金融庁によると、NISA口座数は2024年9月末に約2508万になった。対象となる18歳以上の4人に1人が口座を持つ計算だ。20〜80代の幅広い年代に利用が広がり、40代以下の割合がほぼ半分と存在感を増している。

一方で、

口座開設ペースは足元で鈍化している。参加者の裾野を広げるには、物価上昇時の投資の有効性や非課税運用の利点を一段と多くの人に理解してもらう必要がある。

との日経の見解です。

また、2024年8月のような急落劇や今年初めから冴えない日経平均などを見ていると、NISA初心者層は一喜一憂しそうです。

この記事にも書いていますが、分散投資の正しい理解が欠かせないとあります。

分散とともに、長期視点に立った「積立によるドルコスト平均法」を上手く活用して、「いつの間にか、知らない間に増えていた」という環境になるのが良いのではないかと改めて思いました。

スポンサーリンク

マネックス証券、2月13日の「NISAの日」を控えNISAに関する調査結果と社内データを公表

こちらの記事から、投資家におけるNISAの傾向を読み取ることができます。

マネックス証券、2月13日の「NISAの日」を控えNISAに関する調査結果と社内データを公表 - 日本経済新聞
【プレスリリース】発表日:2025年02月10日2月13日は「NISAの日」NISAに関する調査結果と社内データを公表〜枠をしっかり併用し、7割近い口座が稼働〜マネックス証券株式会社(本社 : 東京都港区、取締役社長執行役員 : 清明祐子、...

具体的には、調査データが紹介されています。

おもなポイントとしては、

  1. NISAの改正内容に対する評価: 制度変更後、個人投資家の81%が7点以上の評価をしており、好意的な評価が続いていることが分かります。
  2. 評価できるポイント: 「非課税で保有できる期間の制限がなくなったこと」が70%以上の投資家に評価され、ほとんどの投資家が改正を歓迎しています。
  3. 評価できないポイント: 「旧NISAからのロールオーバーできないこと」が引き続き最も評価されていないポイントであり、「年間投資枠」や「生涯非課税保有限度額」が少ないという不満も増加しています。
  4. NISAの保有期間意向: 15%が売却を考え、3%は商品を売却済み。多くの投資家が長期運用を選択しています。
  5. 取引実績: 2024年に新NISA口座が増加し、稼働口座の割合も上昇。特に成長投資枠を活用している投資家が多く、日本株の購入が好調でした。
  6. 人気銘柄: 日本株や米国株の中で、株式分割を行った企業や半導体関連株が人気。投資信託では「eMAXIS Slim 米国株式」や「eMAXIS Slim 全世界株式」が注目されています。
  7. NISAの特典: NISA口座での売買手数料が無料で、クレカ積立によるポイント還元プログラムも実施中。

全体的に、新NISAの利用が進み、投資家の間で積極的な運用が行われていることが伺えます。

とりわけ、年間投資枠が少ないとした回答割合が、前回13%→今回21%となっており、おもに積極的に投資している層の回答が中心という感じもしました。

スポンサーリンク

「スリムS&P500」と「オルカン」、月末残高が過去最高 1月

引き続き、NISAでも勢いがあるこちらの件についてです。

「スリムS&P500」と「オルカン」、月末残高が過去最高 1月 - 日本経済新聞
国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)で、1月末時点の純資産総額(残高)ランキングは1位が「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」(スリムS&P500)の6兆8779億円、2位は「eMAXIS Slim 全...

詳細ランキングデータは上記の記事にもありますが、分かりやすく見るために以下でも添付しておきます。

順位 前月比 運用会社 (略称) ファンド名 純資産総額 (億円) 前月比 (億円) 資金流入額 (億円) 月次リターン (%)
1 三菱UFJ MAXIS Slim 米国株式(S&P500) 68,779 3,624 4,050 -0.7
2 三菱UFJ MAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)◆ 54,814 3,819 3,758 0.1
3 アライアンス アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Aコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 34,460 464 1,054 0
4 SBI SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 20,730 245 392 -0.7
5 楽天 楽天・全米株式インデックス・ファンド 18,635 99 161 -0.3
6 インベスコ インベスコ 世界株式オープン〈為替ヘッジなし〉(毎月決算型) 18,185 452 545 1.1
7 アライアンス アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) 16,991 394 406 -0.1
8 ゴールドマン netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし) 12,941 55 149 -0.7
9 アセマネOne グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし) 11,591 290 -104 3.5
10 野村 野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(確定拠出年金向け)◆ 9,441 127 108 0.2
11 フィデリティ フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし) 9,274 134 17 1.3
12 三菱UFJ eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 8,992 124 105 0.2
13 ピクテ ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) 8,767 -293 -41 -2.1
14 アセマネOne グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし) 8,347 245 2 3
15 キャピタル キャピタル世界株式ファンド 8,179 150 99 0.6
16 ニッセイ 〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド 8,169 28 11 0.2
17 フィデリティ フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし) 7,810 -120 51 -1.1
18 大和 ダイワファンドラップ 日本株式セレクト 7,756 -80 1 -1
19 アセマネOne たわらノーロード 先進国株式 7,667 221 204 0.2
20 大和 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし) 7,407 -164 -23 -1.1

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました