FP全般

お金の学習ができるFPと簿記、スキルアップのためにはどちらから学べばいいのか、検討される方も多いでしょう。個人向けはFP、企業向けは簿記がまずは思い浮かびますが、どちらもオーバーラップしており、キャリアに合わせて検討していくことが望まれます。

FP（ファイナンシャル・プランナー）には必ずしも資格は必要ではありません。国家資格のファイナンシャル・プランニング技能士は名称独占資格であり、AFP、CFP®民間資格です。しかしながら、スキルの裏付けとしてあるに越したことはないでしょう。

ライフプラン（人生設計）は誰しも予め作成しておくことで将来の見通しを考えるにおいて役に立ちます。現時点で考えられる可能性を収支に織り込み、足らない場合は何が必要なのか、また増やすためにはどうすればいいのかの検討材料になるでしょう。

FP資格を取得した場合にはメリットが非常に多いです。副業や転職、更なる資格へのステップアップ、普段の生活での応用など、学習した内容や持っている経験・スキルを最大限に活かして活動することができるでしょう。FP資格は幅広く使える有効資格です。

FP（ファイナンシャルプランナー）はとどのような職業なのか、現状課題も含めて書いていますので、これを読めば少し理解が進むかもしれません。FP試験主催者の考え方や、企業系FPと独立系FPの主な違い、FPの課題などに触れています。

金融庁が金融教育を国家戦略に掲げ、資産所得倍増を提言するようです。FPとしてはこういう話題は追い風であり、FP取得者、取得予定者にとって自分自身にどうやって活用しようか、また他の方への金融教育啓蒙の観点から貢献できる機会かと考えられます。

FP3級やFP2級を取得したあとは更なるスキルアップの可能性も広がります。FP3級からFP2級へ、FP2級からFP1級やCFP®、更には実業や副業、実生活に活かすなど、可能性は非常に広がるでしょう。人生100年時代に備え可能性を探してみてください。

FPは役に立たない資格と言われることがありますが、実際にそうでしょうか。学習の範囲が広いうえ通常の生活の中でも使えることが多く、実生活では間違いなく使える資格です。ただし食えるようになるには時間が掛かり、他資格とのシナジー等も必要です。