FPになるとどういうスキルが身に付くの?基本と応用編をそれぞれ4種紹介

FP全般
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基本的な話に立ち戻るのですが、FP(ファイナンシャルプランナー)って、どういうスキルを持つ人であり、何ができるようになるのでしょうか?

筆者も試験を受ける前の当初は「ファイナンシャルプランナーって何よ?」って所から入りました。

フワッとしていてわかりづらい資格・役職でもあるので、今後のキャリアや、FP3級、FP2級資格を受ける前提で、この辺りについて書いて行きたいと思います。

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お金の基礎知識を身に付けよう!

ファイナンシャルプランナーの資格を取得したり、勉強をすることで、人生を充実させるヒントを身に付けることができます。

具体的にはどのような事が役に立つのでしょうか?

基本編としてまずは4パターンを紹介します。

お金に関する事が幅広く学べる!

まずは何といっても、お金に関する知識が幅広く学べることです。

いつかは、将来的にお金が必要な時が誰にとってもやってまいります。

そのため、若い時から学んでおいた方がむしろ得であり、FP資格を取得しても時間や費用はあとから回収が出来る可能性があるため、損はありません!

金融知識で将来への不安を先取り!

将来にいくら必要なのか、そのためには現時点で何をしなければならないのか、誰しもが心配になることでしょう。

そんな不安もFP知識があれば先手先手を打つことができます。

将来の不安がある中で、何も手を打たない、または、自分は今は大丈夫だ、そんな形でいると出遅れてしまう可能性があります。

出遅れると、将来的に余裕を持った生活が出来なくなることも想定されます。

早い段階から将来を見越した生活設計をすることで、お金に心配しない、豊かな生活が過ごせる可能性が高まります。

みんなに教えてあげることができる!

誰にとっても必要な金融知識ですが、自分がFP資格を取得したり、勉強したりすると、人に教えて人生を充実させる手助けをすることもできます!

ただしFPは基本的な考え方や一般的な事例等を共有することにとどめ、独占業務にしかできない個別専門的なアドバイスは控えなければなりません。

「こうすればいいよ!」

とか

「こうしたらうまくいくよ!!」

でまずは提案して、具体的なものは友達自身で考えて貰うことも大切です。

得意分野や専門分野がノウハウに!

お金に関する知識は、保険や不動産、金融、さらに相続など様々な分野に関係してきます。

そのため、自分の得意分野を持つことが大事です。

そこを更に伸ばして、専門分野にすることで、自分ならではのスキル、ノウハウを身に付けることも可能です!

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FP資格を検討したい!

FPには資格がいくつか存在しますが、どれを選んでいけばいいのでしょうか?

勿論簡単なものから取得して、実務・実践経験とともに、徐々にステップアップしていくことで、知識の厚みも増してくると考えられます。

そもそもFP資格ってなにがあるの?

FPの資格には大きく2つあり、国家資格である「FP技能士」と、民間資格である「AFP」「CFP®」です。

国家資格は、ファイナンシャル・プランニング技能士1級~3級までありますが、さらに、日本FP協会が認定する資格と、金融財政事情研究会(きんざい)が認定する資格があります。

民間資格は、AFP(Affiliated Financial Planner/アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格と、上位のCFP®(Certified Financial Planner/サーティファイド ファイナンシャル プランナー)があります。

2級FP技能士とAFP、そして1級FP技能士とCFP®が並列資格として位置づけられています。

まずは取得しやすいFP3級からチャレンジ

FP資格に興味をもったら、まずは登竜門的な位置づけのFP3級からのチャレンジがお勧めです。

実務経験がある場合はFP2級からのチャレンジも可能です。筆者も実務経験はあったものの、FP3級の勉強からスタートしています。

徐々にステップアップでスキルもアップ!

FPは上位資格があるため、ステップアップでスキルを伸ばしていくことができます。

FP3級→FP2級→FP1級 と順番に取得していく方法

FP3級→FP2級→AFP→CFP®→FP1級 とAFP,CFP®経由で取得していく方法

に大きく分けられます。

筆者は後者の方法でCFP®試験合格まで辿り着いています。

一応筆者が取ったプロセスの紹介です。

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得意分野の掛け算で更なるスキルアップも!

金融、不動産など、得意分野を単独で持つこともそれなりに力を発揮できますが、得意分野を複数持ち、更に得意分野を掛け合わせることで新たな強みを構築することができます。

筆者がお勧めする応用編として4パターンを紹介します。

ライフプランニング×金融=将来の必要資金の設計に詳しくなる!

将来必要なお金を運用という観点も絡めて計画していくことで、貯めるだけではなく、貯める以上に増やすプランを計画していこうという視点も持つことができます。

将来のライフプランニングの中で、どのタイミングでどれぐらい必要かは、大体シミュレーションをすることで計画的に予測が可能です。

その予測をもとに、将来の夢を実現するためには、貯めるだけではなく、増やす観点も考えていかなければならないでしょう。

増やす観点において、どのような手法で増やすのか、どれだけのリスクを許容できるのか、また何年で実現する必要があるのか等、計画をより具体化することで夢の実現に近づくという考え方です。

ライフプランニング×不動産=住宅の必要資金に詳しくなる!

家族が増えて、持ち家を考えようという時に先立つものは資金の計画です。

将来のどの段階までにいくら貯めなければならないのか、または購入したい物件がどのような条件でそれが自分自身の将来設計において適切なのかなど、新たな視点をもつことができます。

特に不動産は立地や、築年数、戸建てかマンションかなどで、予算も変わってきますし、またマンションの場合は管理状態や修繕状態で、長年住んだあとの状況も大きく変化します。

不動産を購入して、終の棲家とするのか、また家族が新たに出来れば住み替えも検討するなどもライフプランニングの中では考えていく必要があるでしょう。

不動産×金融=住宅ローンに詳しくなる!

市場金利はどれぐらいで推移しているか、またどこの銀行から住宅ローンを借りることが一番有利なのか、ローンの手続きに必要な書類はどういったものを不動産会社から取り寄せればいいのかなど、住宅購入時の勘所を磨くことも可能です。

長年金利が変わらない固定金利にするのか、またはリスクを取りながらも総額を安く考えたい変動金利にするのか、また借り換えをして更に安く済ませることも考えるのか、それとも早く完済をするために、繰り上げ返済を予定するのか、なども大切になってくるでしょう。

ライフプランニング×保険×金融=保険商品の運用に詳しくなる!

FP科目の各分野を具体的に掛け合わせていくと更に厚みも増していきます。将来を考えた時にどのような保険が適切で、また外貨で運用しながら検討できる保険商品にはどのようなものが存在するのかなど、多面的に可能性を考えながら運用商品が検討できます。

医療技術の進歩とともに超高齢化社会に突入し、最近ではけがや病気のための保険としてではなく、将来的な年金替わりとしての年金保険の加入も増えてきています。

そうなった場合には、何歳まで生きるか、また生活水準を上げることで通常の年金で足りるのか、その場合は公的年金や確定拠出年金に加え、年金保険も検討しなければならないのではないか、そんなことも着想できるようになってきます。

時代の変化とともに、必要な資金をどのような形で手当てしていくのか、この辺りは自分自身は勿論のこと、誰にとっても重要であるので、FPの知識が活きて来るという訳です。

まとめ

FPについてイメージが多少なりとも湧いて頂けましたでしょうか。

FPは試験の中にこれらの基本的なカリキュラムが組み込まれています。

FP3級、FP2級の試験に合格して、自身の生活の上でシミュレーションしていくことで、新たなお金に関する考え方も変わってくるでしょうし、また実業務にも活きて来ると考えます。

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