私のタブレット学習法
タブレットを使って効率的に学習する方法について紹介します。
工夫をすればかなり効果が上がるので、自分の勉強法としてずっと内緒にしていました。
この度、効率的に活用してFP試験合格に繋げて欲しいと思います。
それもありまして、最短で実績を上げるコツとして紹介します。
タブレット学習法とは?
筆者がいう「タブレット学習法」とは、端的にいうと、
紙のテキストやノートを一切使用せず、タブレットをテキストやノート代わりとして使って学習する方法
です。
スマートフォンでやるよりも画面が大きい事を活かすことができます。
また、使用するタブレットやタッチペンで直接画面に書き込めます。
そのため、効率化が図れる画期的な勉強方法と思っています!
タブレットやWEBを活用した学習メリットや効率的活用についてはこちら
でも紹介していますので、合わせてご参照ください。
便利で使い勝手が良い!
まずは何といっても便利で使い勝手がいい事です。
持ち運びに便利、置き場所を取らない、本棚がいらない、かさばらない、などが挙げられます。
そしてタブレットだけなので軽いこともあるでしょう。
文字検索機能を探せばすぐにテキスト内の記事や課題の論点が探せることもあります。
さらに、複写しやすい、消したり書いたりしやすいこともあります。
そして、スマホやPCとも連動し同じものが兼用できるなど、ほぼメリットしかありません。
デメリットをあげるなら慣れるまでに、またコツを掴むまでに時間が掛かる点です。
そして、初期投資が掛かる、ペン先の消耗等取替えが必要になることもあるでしょう。
また、テキストの電子化が必要、故障したら使えない、場所を取らない分画面対テキストでは小ささを感じる…などはあります。
ただ、電子化するにしても、Amazonから業者に直送して納品のうえ、そのまま電子化作業に入ってくれる業者もあります。
そのため一旦自宅に商品を届けて、転送する、のような手間や費用が掛からずに済みます。
メリットを享受するためにはデメリットも発生します。
ただ、デメリットに対して余りある方法であると痛感したことも確かです。
筆者はこれまで数々の試験に応用しながら実践してきています。
そして、FPと不動産資格は一貫してこの方法で試験合格を果たしてきました。
動画との連携が可能
スマホを横に置いて見ながら、タブレットにメモをすることもできます。
これは紙のテキストやノートと比較しても変わらない事かもしれません。
ただ、それ以上に使い勝手のいいメリットがあります。
動画で講師が説明している画面をスクリーンショットで取って、それを共有フォルダーやメールなどを経由してタブレットに取り込めます。
そして、タブレット上のテキストに貼り付けることで、自分自身のオリジナルテキストを作成することが非常に簡単にできる利点があります。
紙のノートを使って、印刷し、切って、貼って…と手間をかける必要はありません。
迅速に画像で代替できる点は非常に優れていると言えます。
何よりも持ち運びに便利!
例えば図書館やファミレスにもっていって勉強する場合を想定します。
数冊のテキストを持っていくのは相応の負担が掛かります。
試験会場に持っていくにも同様でしょう。
タブレット一つであり、紙のテキストは一切持っていく必要はありません。
しかしタブレットに詰めておけば、際限なくテキストを持っていくことができます。
特にあまり試験勉強用など余計な荷物を持っていけない旅先では重宝します。
資格試験のために外出できずに自宅での勉強を優先しなければならないのは、テキストの持ち運びが面倒で自宅でやらざるを得ない環境に自らを置いてしまっているからです。
時代の流れにより、ワーケーションが一般的になってきています。
今時の勉強方法としては最適な手法であるとも言えます。
具体的な事例はまた別途ブログで紹介します。
特に通信講座との相性が抜群
通信講座では、動画配信とともにテキストがPDFで提供される場合もあります。
専用のノートアプリをタブレットに入れておけば、PDFテキストはそのまま使用できます。
更にノートアプリには文字検索が可能となっているものがほとんどでしょう。
紙のテキストに比べて記載箇所を探す手間も格段に短縮できます。
どこに知りたい内容が書いてあるのか、アナログの書籍ならパラパラと探しながら見なければならないでしょう。
また文字も目視で探さなければならなかったのと比べて、格段にスピードがあるといえます。
こちらのページ
にて、ノートアプリの使い方を紹介しています。
FP2級、FP3級のお勧めの通信講座
タブレット学習法は通信講座との相性が非常に良いです。
FP2級、FP3級は各通信講座が差別化を図りながら特徴を出しています。
とりわけ相性がよさそうな講座として3つ紹介します。
スタディング とアガルートアカデミー、フォーサイトになります。
その他の講座については、こちら
でもご紹介しています。
合わせて講座選びの比較として参考にしてみてください!
スタディング
スタディングの特徴
タブレット学習法の中で最も相性がいいのが、スタディングのFP講座 です。
筆者が推奨する方法と一番親和性があると思っています。
それは何といっても最初から紙のテキストではなく、データ版のテキストで提供されているからです。
テキストを印刷するタイミングでPDF化することができます。
それをそのままノートアプリに取り込めばデータ版テキストとしてすぐに活用できます。
ノートとして活用できるスタディングのツール
筆者も無料テスト版で活用していました。
専用マイページの中にもマイノートが埋め込まれていて、そこに書くこともできます。
また、講座の板書データをスクリーンショットで撮影することで、気になったポイントを集めオリジナルのノート化する事も可能です。
しかも、タブレットでスタディングのFP講座 のマイノートを開くと、そのままタッチペンで書いたものが読み取って変換してくれますので、タブレットをノート代わりにもすることが出来ます。
スタディング はマイページでどんどん書いていくこと可能です。
またPDF化してノートアプリで活用することもできる親和性抜群の講座です。
マイノートは、PC、タブレット、スマホ等が同期化しています。
そのため、どれで書いてもすぐに最新版の情報が反映されるという優れものです。
また、スタディングも比較的講座が充実しています。
宅地建物取引士(宅建)、簿記検定、マンション管理士/管理業務主任者講座 などが揃っています。
から講座全体が確認できます。
ITツールを使ったテキストやノートの活用方法はこちら
にも詳しく紹介していますので、合わせてご確認ください。
アガルートアカデミー
最近TVCMでも非常に多くなってきているアガルートアカデミーの講座です。
もちろん、FP2級、FP3級講座も充実しています。
アガルートアカデミーのFP講座の特徴
FP3級と2級を最短で取得していくことを目的に作られているようです。
そのため、全体的にコンパクトに講義がまとめられている印象があります。
コンパクトにまとめられたインプット学習と、
すぐに問題演習に取り組めるアウトプット学習がセットになっている形です。
質問も無制限で講師に対して行うことができます。
そのため、分からない所を後回しにせず、残さずに先に進めることができます。
講義はオンラインで実施されますが、テキストは紙ベースとなります。
必要に応じてタブレット学習法を取り入れる形です。
とりわけ、FP合格率において非常に高い合格率を誇るアガルートアカデミーには私もテキストでお世話になったおーちゃん先生の分かりやすい講義です。
語呂合わせ学習法も大変お世話になりました。
今でも覚えていて使っているぐらいなので、実務でも重宝するでしょう。
アガルートアカデミーは資格試験対策講座が充実
その他、アガルートアカデミーでは、筆者は測量士補試験の講座でお世話になりました。
こちらの講座も分かりやすさで定評があります。
アガルートアカデミーのマニュアルに沿って、講師が徹底して訓練を受けている様な感じもしていますので、分かりやすさとともに、合格するために6割取っていくことに主眼を置いてるようです。
また、筆者が所有している資格として、マンション管理士・管理業務主任者や、賃貸不動産経営管理士、宅地建物取引士といった不動産資格の4つに加え、衛生管理者や簿記検定もあります。
そのため、一般的な資格についてはほぼアガルートアカデミーの中に講座があります。
マイページから横の連携も非常に出来ます。
そのため、複数の資格を取る場合は、使い勝手の良い通信カリキュラムかもしれません。
から、どのような講座があるか確認することが出来ます。
フォーサイト
アガルートアカデミーと双璧をなすフォーサイトの講座群、こちらも非常に充実しています。
FP2級講座は、21年5月度試験でFP2級で92.8%の合格率を出したという高い実績を出しているようです。
FPについては勿論ですが、同じく、マンション管理士・管理業務主任者、宅地建物取引士、簿記などビジネスの基本系講座が充実しています。
また、講座一覧は
からも確認することが出来ます。
タブレット学習法のポイント
タブレットの様な文明の利器を使って学習において多大なるメリットを享受するためには、どのような準備が必要なのでしょうか?
おもに以下の様な準備が必要になってくるので、順を追って紹介します。
アイテムを準備する
タブレットや、タブレットに鉛筆の様に字が書ける専用のペンが必要です。
あとは専用アプリや、消耗するペン先、落下時に備えてタブレットの劣化を防ぐカバー、充電器、コードなど、どこに行ってもタブレットで学習できる環境を保持するアイテムは、あった方がいいと思います。
電子書籍を準備する
タブレットに直接書き込むには、テキストが電子書籍でなくてはなりません。
しかしこの電子書籍はほとんどありません。
ある場合はほとんどKindleオリジナル仕様等、プラットフォーム上でしか読むことしかできないバージョンであったりします。
電子書籍化するにはPDFにすることが理想で、100歩譲って写真データ化が重要です。
どうすれば電子書籍を準備できるかも、私が常に考えていた方法があります。
また追って説明したいと思います。
使い方に慣れる
タッチペンを使って画面に文字を書く、これが最初は慣れない動作です。
プロフィールに書いた通り、全資格の学習時間を足すとFP系で1,260時間、不動産系で1,700時間、合計3,000時間ほど、約3年間タブレット+タッチペンのセットで乗り越えてきましたが、すぐに慣れました。
タブレット学習の経験を積めば効率化のコツも習得することができるでしょう。
タッチペンはタッチペン自体というよりも、使っているとペン先が比較的消耗します。
そのため、定期的に変える必要がありそうです。
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お勧めのタブレット
画面サイズが小さすぎるとテキストとしての活用が難しく、また大きすぎると持ち運びに不便と、相反するところがあります。
ちなみに筆者が一貫して使用しているのは、iPad10.2インチ、サイズにして25.0×17.4㎝ほどのものですが、持ち運びには適切なサイズです。
12.9インチ(28.0×21.4㎝)も画面が大きくていいかもしれないですが、やや持ち運びには大きさを感じます。
逆に8.3インチ(19.5×13.4㎝)は小さいかもしれませんね。
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個人的に最適なサイズを紹介しました。
とりわけ、個々人にとって学習しやすい、使い慣れたサイズを選択することが大事です。
iPad
筆者は元々iPhoneユーザーであったため、迷わずiPadで始めました。
専用アプリも充実していて、タッチペンも反応が良い為、学習ツールとしての親和性がかなりあったことが使用の要因でした。
他に選択肢がなかったのでというのもあります。
無料の標準メモアプリも優秀ですが、中でも有料版のGoodNotesは電子テキストとの親和性抜群の、神アプリだと思っています。
こちらのムック本
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や、こちらのGoodNote攻略本
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でもGoodNotesのコツが紹介されていますので、参考までに挙げておきます。
その他のタブレット
Windows系のタブレットで同様のアプリを活用することも考えられるかと思います。
ただし上記のGoodNotesはiOSのみとのことで、使えないようです。
一方で、Android対応の端末でタッチペン対応のタブレットは存在するうえ、GoodNotes同様のノートアプリとして、FiiNoteやNoteshelfなどもありますので、同様の方法で学習は可能かと考えられます。
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まとめ
私が最初にこの方法を自ら発見して実践した時には、画期的かつ学習するのに効率的な方法だと思って、ひたすら実践してきました。
プロフィールに記載の資格の中で、簿記2級以外は全てこの方法で取得しています。
しかしながら、試験会場で周りを見渡してもスマホで学習している様な方は見受けられましたが、私が受験した当時、2018~2022年の間においては、タブレットを持ち込んで事前確認をしている受験生はほぼ皆無でした。
なんでこんな便利な方法があるのになぁ、と何度も思っていました。
集中して、また細切れの中でも、更に旅先でも、飛行機の中でも、学習効率が上がる極めて高い方法だと実感しましたので、家以外で勉強したい方、たくさんのテキストの持ち運びをしたい方には、非常に強くお勧めする学習方法といっていいと思います。