机に向かってテキストやノートを開いて勉強することは、今の時代では中々合わなくなってきています。
逆に資格試験は時間やツールを上手く活用することによって、成果が出しやすい時代になったとも言えます。
今回はそのように成果を出しやすいIT活用のコツを3つ紹介したいと思います。
ただし前提としては紙のテキストや問題集の学習方法ではなく、ITツールやスマホ・タブレット活用の記載ですので、ご了承下さい。
隙間時間活用の重要性
勉強する時間は、家にいて机に向かって…っていうのだけではありません。
合格された方は、通勤時間や休み時間、少し空いた時間など、5分や10分を積み上げながら学習することで、合格を勝ち取っています。
逆にこの家で机に向かうという勉強方法は、改めて「勉強するぞ」「勉強しなければならない」という意識を持たなければならず、ハードルが高く、その向き合うことに対しての抵抗があるかと思います。
家でまとまった時間を取って勉強する環境が常にあればいいですが、多くの方は、仕事や外出、育児などで中々時間を確保するが難しい状況になってるのも事実ではないでしょうか。
とりわけ、FP資格に臨む方は仕事を持っている方も多いので、特に隙間時間をどのように活用するかに意識を移した方が良いと思います。
スマホやタブレットは隙間時間に非常に適した機器
言うまでもないですが、そんな中で活用できるのが、ハード(機器)としてのスマホやタブレットです。
ビジネスマンを中心に持ち歩いている方も多いノートパソコンも含まれるかもしれませんね。
勉強はもう紙から脱却して、ITツールを活用した勉強にシフトする事も、ある程度は考えておいた方がいい時代です。
その効率性は測り知れないものがあります。
※実際に紙のテキスト・問題集と、ITツールを使用したテキスト・問題集による比較検討はしていないので、「測り知れない」ともいえます…。
スマホであれば、行き帰りの電車、休み時間、またはちょっとした空いた時間で外でも勉強が可能なのは感覚的に分かるかと思います。
特に力を発揮するのが旅先であり、日本の遠方や海外等遠くに、また長期間旅に出る時には、何冊ものテキストを持っていくことができません。
逆に、試験があるからと言って、旅に行くのを諦めなくてもよいという考えもできます。
※直近試験がある場合を除く
手軽に片手でも勉強できるスマホ
ある程度の置き場所が確保できる場合のタブレット
その環境にツールを合わせていく、それによりこのような効率性を獲得できるので、準備も非常に大切です。
タブレット学習法
に概要を記載しておりますので、ご参照ください。
アプリやWEBツールの有効活用
続いて、ソフト面での充実という観点でITツールについてです。
こちらも感覚的に分かるかと思いますが、アプリやWEBで使える問題集は手軽さが売りです。
特に筆者が推奨している問題集であるFPドットコム
FP2級ドットコム
FP3級ドットコム
は非常に使い勝手が良いです。
自身のIDを取得すると、PC、スマホ双方で続きから確認をすることができます。
またUI(ユーザーインターフェイス)がPCはPCに適したもので表示され、スマホはスマホに適した見やすさで表示されることで、使いづらさがありません。
膨大な量の問題に加え、使いやすさも兼ね備えている点はITを活用したFP2級、FP3級の試験勉強において必須になってきていると言えそうです。
学習用ノートはアプリを使用
なにもITツールを使用するのは、問題集だけではありません。
筆者のタブレット学習法において、テキストやノートはタブレットとタッチペンを使用したデジタルノートアプリの活用(iOSではGoodNotes6 https://apps.apple.com/jp/app/goodnotes-5/id1444383602)となっています。
タブレット上のノートアプリは、自動保存機能があり、間違えて閉じた場合にも保存されている場合がほとんどです。
スマホと連動して活用すると、スマホでもリアルタイムで記載したものが確認できますし、またスマホでの誤作動を防ぐために、タブレットでPDF化してスマホでそのノートを確認するということも可能です。
筆者はこの方法で、途中まで実施したノートアプリでの作業をスマホで繰り返し見るというのをやっていました。
紙のテキストやノートでは、わざわざ持ち歩かなければならず、中々このような活用もできません。
行き帰りの電車でテキストとノートを開いて勉強というのも到底不可能なので、如何に便利かがお分かりいただけるかと思います。
詳しくは、FP攻略 FP合格に一歩近づくおすすめノートアプリとその使い方
に記載していますので、合わせてご参照ください。
個人的にはもう少し電子版の書籍で、自身の使用の範囲でPDF変換も可能なものが充実して欲しい所です。
資格試験の難易度や内容にもよりますが、ITツールの使用に適するもの、特に択一式の試験については試験勉強は紙の書籍やノートでやる時代からデータでオンラインでやる時代になったと考えています。
まとめ
隙間時間を活用した勉強には、IT機器とITツールが不可欠である点について触れてみました。
FPに限らず、これらの活用により受験生のレベルアップが進むと思います。
逆に、紙のままで勉強をすると時間が掛かるばかりでなく、ITを使いこなした受験生との差も広がっていくかもしれません。
筆者がメインで活動しているマンション管理士はその傾向が既にあり、WEB動画や語句の検索等、如何にITツールをうまく活用したかで、学習に差が付き始めていると講師も言っているぐらいです。
限りある時間を如何に効率的に活用して資格試験合格を勝ち取るか、そのベースとしてIT機器やツールの重要性があると思います。
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