FP資格を取得したけれども、すぐに副業で活用できないかな…?
または、
FP資格取得を通じて、スキルをうまく仕事につかえないだろうか…
そのように思われている方も非常に多いと思います。
折角苦労して身に付けたスキルなので、新たに副業にもチャレンジしながら稼いでみたいですよね。
そのため今回は、
・副業ってやったことないけど大丈夫かな
・会社にバレないようにするにはどうすればいいのかな
こういった読者の疑問に答えます。
頑張れば、FP資格取得者にも数々の副業の可能性が生まれてくるでしょう。
筆者は副業経験は約5年で、ライター業を中心に副業しています。
またFP3級からFP2級、AFP、CFP®、FP1級までを約1年半の学習で取得しています。
そのような筆者が、FP資格を活用した副業について説明します。
FP資格者が登録したいおすすめ副業サイト3選(筆者実証済)
今回のテーマは以下の通りです。
・FP資格を使った副業経験がまだないけど問題ない理由
・副業する際に注意すべきこと4つ
副業は時間さえあれば、誰でもできる重要な副収入手段です。
またノートPCがあれば、自宅でも、外出先でも、ワーケーションでも手軽にできます。
FP資格を折角取ったのに、自身の可能性を追求しつつ活かさないのは勿体ないですね。
一方で、副業するに当たって注意すべき点も筆者の経験をもとに紹介します。
ただし、今回はFP2級・AFP以上の資格取得者をイメージしての紹介です。
そのため、FP3級資格者やこれから資格を取得する受験生にとっては、すぐには参考にならないかもしれません。
筆者は、FP資格を取得してこれまでの企業内での経験や、不動産資格に厚みを持たせています。
これによって、一定の強みを発揮することができています。
特にクラウドワークスでは、売上が上位200位以内やクライアントから高評価を受け続けている、ほんの一部のプロフェッショナルだけが承認されるプロクラウドワーカーとして活動中でした(現在は他にも力を入れているため23年9月まで)。
このように、小さなことからコツコツと継続すれば、誰でも高評価や高信頼性が得られる立ち位置になることも可能でしょう。
FP資格を活かして副業できるサイトをまとめました
早速筆者が普段活用している、FP資格者が稼げるおすすめ副業サイト(クラウドソーシングサービス)を3つ紹介します。
ランサーズ:クラウドワークスと双璧。双方登録して使い分けて受注を。
ココナラ:知名度がここ最近急上昇。スキルを出店でき、FP資格者との親和性も高い。
筆者は全て登録しており、募集業務の中に対応可能な業務があるか随時確認しています。
また、全て無料で登録できます。
まず登録してみて、自分にあうクラウドソーシングを中心に活動するのが望ましいでしょう。
あわせて、ライターやFP相談など、どのような副業が良いかや、資格に厚みを持たせた活かし方も紹介していますので、合わせてこちらも参考にしてみてください!
クラウドワークス
筆者がメインとして活用している副業サイトが、クラウドワークスです。
2019年7月に登録してから、この記事の紹介時点ですでに5年を超えています。
時間があれば業務に応募しながら、定期的に使っています。
また、継続的に受注ができる案件もあり、業務に応募せずとも受注できるものも出ています。
改めて、FP資格の学習同様に、「継続は力」だと痛感しました。
以下受注例を紹介します。
一時期あまり旅行にも行けずにまとまった時間があったので、比較的仕事をこなしていました。
その結果、次のような業務に繋がっています。
スキルをアップすれば、隙間時間でもこのような形で数千円~1万円以上の受注を継続的に行うことで、対価を得ることができます。
もちろん、自宅や外出先、ワーケーション先など、どこでも対応可能です。
受注が多く、月間報酬額が上位200位以内になると審査により、プロクラウドワーカーとして認定されます。
そうすると更に単価が高い受注案件がくる可能性もあるでしょう。
売上に繋げるためには、業務の成果とクライアントに対する評価次第です。
丁寧なコミュニケーションが非常に重要なのと、納期を徹底して守ることは必須です。
これによって、クライアントからの信頼も徐々に得ることができるようになります。
結果的に、コンスタントに受注をとっていくことも可能です。
ランサーズ
クラウドワークスと双璧をなすのがランサーズです。
筆者が調べたところですが、周りを見ても、クラウドワークスかランサーズのどちらかに注力するのが良いように見受けられます。
理由は、双方に発注をするクライアントが比較的多い一方で、副業としての受託側としては、業務の結果、双方のサイトで評価が分散することとなるからです。
もし同一の業務があった場合には、どちらか親和性がある方に寄せるのがよいでしょう。
評価を高めるうえでは集中することが望ましいと言えます。
ランサーズにも報酬上位20%にはクラウドワークスのプロクラウドワーカーと同様の「認定ランサー」という、高スキル認定制度があります。
筆者の場合はクラウドワークスに集中させています。
双方に業務分散していたら、プロクラウドワーカーを得ることができなかったでしょう。
ココナラ
クラウドワークス、ランサーズはクライアントの募集に応募するタイプですが、ココナラは自分のスキルを売ることにより、受注をするサービスです。
ココナラは、副業側が「こういうことできますので、発注しませんか?」というのを条件を付けて全面的に打ち出して募集するタイプです。
筆者の親族(一級建築士)は、発注側としてココナラを比較的使用しています。
模型外注でココナラを使って建築模型作家さんに発注していました。
その際には、非常に満足度の高い制作物が上がってきたと満足していました。
今後も継続して発注することがあるかも、とも言っており、他案件も出しています。
一方で、ココナラはある程度スキルを売り込んでいくことになることから、中〜上級向けであるかもしれません。
FP資格を取得した段階で、ある程度のスキルのベースは付いているでしょう。
営業が得意なら、ココナラで自分を売り込んでいくのもいいかと思います。
したがって、まずはクラウドワークスやランサーズで実績を積んで、受け身の側から売り込みの側になるべく、ココナラデビューするのも、今後の副業キャリアを向上させていくにあたって面白いかもしれませんね。
FP資格を使った副業経験がまだないけど問題ない理由
FP資格を取得してまだ副業経験が無くても全く問題ありません。
資格取得後は、その資格を活かしてまだ活動したことがないからです。
筆者も本業を持ちながら、FP副業で徐々に活動できるようになりました。
しかしながら、最初はどのようにしていいか分からず、試行錯誤しながらでした。
今回ご紹介するサイトに登録すれば、FP副業のスタートをまずは切ることができるでしょう。
FP資格を持っている人なら、頑張れば誰でも対応可能です。
約6年の副業経験の中でおもにライターとして活動しています。
ただ当時はFP資格も不動産資格も持っていませんでした。
不動産資格に加え、FP資格を取得してからは、これまでの企業内での就業経験や、各資格の相乗効果によりスキルに厚みを持たせながら活動しています。
副業する際に注意すべきこと5つ
最後に、副業をする際に注意すべきことを5つ紹介します。
会社の就業規則をよく確認する
時代の流れもあり、副業については大企業を中心に大分緩やかになってると思います。
しかしながら、副業をすること自体の禁止や、競合他社で行うことの禁止もあるでしょう。
仮に問題ないとしても会社の許可を得て実施することが記載されていることが多いです。
仮名で登録してバレない中でやればいいか…と考えたとしても、仮にバレた場合は大変です。
会社員の方は、就業規則に抵触しないよう、まず就業規則をよく確認して臨む必要があります。
最初は低単価、短期契約であっても諦めずトライし続ける
前述でクラウドソーシングサービスを3つ紹介しました。
登録当初は受注が取れなかったり、ライティング受託しても低単価案件が多いでしょう。
登録当初の方に対しては、クライアントも発注するにはリスクを伴います。
したがって、最初はそのような状態になるのは止むを得ないでしょう。
FP2級、AFPに限らず、FP1級やCFP®の上位資格者でも最初は難しいかもしれません。
とくに、クラウドソーシングサービスは一定のスキルがあるFP2級以上を対象としていることが多いため、現在FP3級の方はFP資格を活用した業務は難しい可能性があります。
逆に資格が無くても仕事に結びつくこともあります。
資格を武器に出来ない場合は、何らかの実績や資格は非表示で臨むことも考えられるでしょう。
筆者ももちろん当初は「最初は難しい段階」「資格なし」からスタートしています。
サラリーマンの固定収入は大きなメリットと考える
副業案件は給与と比べて、比較にならないほど安いと感じることも多いでしょう。
しかしながら、会社員という安定な地位にある時にこそチャレンジが必要です。
「資格を取って動けば別の手段でも稼げる」ことをまずは学ぶことも重要です。
FP試験同様に、クラウドソーシングも信頼を勝ち取るまでは継続する必要があります。
まさに「継続は力」なりです。
優良企業の正社員であっても、会社の業績次第ではいつ雇用が終わるかわかりません。
さらに、大企業では役職定年があって給与が激減することは目に見えています。
そして将来的に定年退職したあとのことを考えると、複数の収益手段は強いメリットです。
これによって、収入における心配も軽減します。
「副業の勉強をして、なおかつお金も貰える!」と最初のうちは割り切った方が良いでしょう。
収入額によっては雑所得となる可能性がある
年間20万円以上の所得(売上から経費を引いた残りが20万円以上)があった場合は、確定申告を行い、雑所得の申告をしなければなりません。
このあたりはFP試験学習の中でも定番となるテーマであり、最近でも雑所得の議論があったため、記憶に新しい所かと思います。
雑所得か事業所得かの見極めもありますが、副業により年間20万円以上の所得がある場合は注意して下さい。
本業に影響しないようにする
副業が軌道に乗り出して、そちらに力が入りすぎて本業がおろそかになる…順調になればそのようなことも考えられます。
あくまでも本業がベースであり本業に影響しない範囲で副業にトライする、最初はそんな感じで考えておくことが良いでしょう。
週末副業し過ぎて、月曜日から本業に影響するようなことは無いようにしたいものです。
それでももしかしたら、副業の実績が本業の実績と拮抗して、副業に集中すれば更に収益が得られる可能性も出てくるかもしれません。
仮に副業が本業を越えたとしても、定額収入がある本業をベースとしながら、副業に集中するタイミングを見計らうのも、人生の選択肢の一つとして考えられるかもしれません。
FP資格をとったらクラウドソーシングで副業の可能性をより高める
FP資格を取得したら、副業の可能性を高めるために、手始めにまずは3つのサイトを検討するのがいいでしょう。
ランサーズ:クラウドワークスと双璧。双方登録して使い分けて受注を。
ココナラ:知名度がここ最近急上昇。スキルを出店でき、FP資格者との親和性も高い。
会社員である間に副業の可能性を探るのが一番いいです。
いざとなったら頼ることができるのは、自分自身のスキルやノウハウです。
そのためにも、FP資格を取得した暁には、早速副業の準備するのが、人生における最大のリスクヘッジとも言えます。
※FP資格勉強中の方はまず資格取得に注力されることをおすすめします
より人生を充実させる選択肢として、副業を通じて様々な可能性を発見できるでしょう。
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