FP3級、2級合格のための学習時間は?効率学習方法とともに紹介

FP攻略
スポンサーリンク

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含んでおります。ご了承ください。

FP(ファイナンシャルプランナー)3級や2級を取得するためには、どれぐらいを目安に勉強をすればいいのでしょうか?

「時間ではなく、内容次第だ」というのも耳にしますが、確かにそれも一理あると思います。

時間ではなく、勉強方法や効率化、更に経験値を考えることで、最短で行くことも考え方によっては可能です。

この記事を書いている筆者は、筆者はFP3級から学習を開始して、FP2級、AFPを経て上位FP資格であるCFP®資格者です。

1年5ヶ月の学習でFP3級からCFP®まで取得した筆者がわかりやすく解説します。

スポンサーリンク

FP3級、2級合格のための学習時間は?

結論からになりますが、FP3級、FP2級の合格のために必要な学習時間は以下の通りです。

・FP3級は80~150時間が目安
・FP2級は150~300時間が目安

それぞれ具体的に学習時間の考え方や、時間を効率的に確保する方法など、学習をする際のポイントを見ていきましょう。

スポンサーリンク

FP3級の学習時間

FP3級に突破するためには、どれぐらいの学習時間を確保すればいいのでしょうか。
確かに、勉強することに慣れている人、また資格の勉強をするのって学生時代以来の人など、様々だと思います。

特にFP3級はFP資格の登竜門的資格でもあるため、様々な方が受験する中でそのような悩みもあるかと思います。

FP3級はどれぐらい学習すれば合格できるのか?

どれぐらい学習すればFP3級の資格に手が届くのでしょうか。
筆者としては次回の試験まで何日確保できるのかの目算を立てる意味でも、計画的に試算しておくことも大事だと考えています。

色々と検索しながら見てみた所、FP3級に合格するための時間は、80~150時間が目安と記載されているサイトが多く見受けられます。

恐らく統計的に合格した方がどれぐらいの期間で合格したのか、1日何時間勉強したのか、などの指標をもとに加味してそのような結果がでたとも考えられますし、厳密に計測された方もいたのかと思います。

経験上申し上げると、FPの周辺の資格である不動産や簿記の資格を持っていたり、実務で科目の内容をやっていたりすると、飛ばして良い科目も出て来ると考えられます。

学習時間の算出

仮に80~150時間のおおよその中央値を取って120時間とすると、6科目を均等に充てれば1科目当たり20時間の確保が必要です。

逆に、不動産は既に十分の知識を持っている場合は、ほぼ数時間見ればよい程度かもしれないですし、逆に保険の分野が縁遠い場合は、倍の40時間は掛けないといけないかもしれません。

ということは、一般的には

時間をかけるべき科目数×20時間+α

が一つの学習確保のための目安になってくると考えられます。

3か月で合格を目指す場合の学習時間

3か月程度で合格を目指すなら、月40時間確保するとなると、仮に週末土日は月8日、平日は22日として

40時間÷30日/月=1.33時間/日

平日30分×22日、土日は3.6時間×8日

が一定の学習時間の目安でしょう。

全くFPに馴染みがない場合はもう少し余裕が必要?

言葉や数字を見ることも全く初めての場合は、150時間で合格レベルに達するかどうかも疑問な所もあります。

私のこれまでの資格取得の経験上、物事に慣れていない場合は、通常の倍の時間は掛かってしまうという経験則を感じています。

自分の勝ちパターンを見つけるまでは焦らずに、また根気よくやることがFPに限らず資格取得の重要ポイントではあります。

時間を気にせずに、まずは目標を突破するという意気込みを持ってやることも一つの考え方ではあります。

スポンサーリンク

FP2級の学習時間

同じ考え方で、FP2級を見てみることにしましょう。

FP2級はどれぐらい学習すれば合格できるのか?

検索したところ、FP2級に合格するための必要時間は150~300時間と幅がある傾向にありました。

これは、3級を経験せずにいきなり2級からトライしていたり、FP3級で記載した時と同様に、科目で関連する他資格を既に取得していてその分野は浅くてよい方がいたりと、様々なのではないでしょうか。

学習時間の算出

この場合は、仮に中央値の225時間として場合には、科目当たり37.5時間の確保が必要となります。3級に比べて科目当たりの時間は倍近くになります。

6か月で合格を目指す場合の学習時間

更に具体的な算出方法ですが、1科目37.5時間が必要となった場合は、1か月1科目をこなすとなると、6か月の学習時間を確保しなければならなくなります。

月37.5時間確保するとなると、仮に週末土日は月8日、平日は22日として

37.5時間÷30日/月=1.25時間/日

平日30分×22日、土日は3.3時間×8日

程度の時間を6か月間確保しなければならない計算になります。

3か月で合格を目指す場合の学習時間

更に1か月で2科目なら、月75時間を確保して、3か月で回す必要があります。

月75時間を確保するとなると、6ヶ月で合格を狙う同様の条件で

75時間÷30日=2.5時間/日

平日1時間×22日、土日は6.6時間×8日

程度の時間を3か月間確保しなければならない計算になります。

月75時間を学習に確保するとなると、相応に自分自身の時間を学習に割かなければならないことが分かります。

果たしてこれが現実的かどうかを、各々の生活環境に当てはめて考える必要があります。

学習時間確保の方法

FP3級、FP2級を攻略するにあたって、それぞれどのように時間を確保すればいいのでしょうか。

勉強のために必要な時間はイメージ出来たとしても、合格のためにはある程度確保して勉強する必要がありますので、その確保の考え方を記載したいと思います。

自宅で学習する

勉強をする習慣が慣れていない人にとって、自宅で学習する習慣はほぼ身に付いていません。自宅はゆっくりとくつろぐところとして、テレビを見たり、インターネットをしたり等、多くの誘惑が潜んでいます。

もしそのような誘惑を断ち切ってでも勉強ができる強い意志がある場合は、生活と密着していて楽なのでいいですが、そうでない場合は、まずは環境を切り替えて向き合うことがお勧めです。

スマートフォンの電源やテレビを一定期間切る

これを実施することにより、自然と時間の確保が可能となります。学習を始めた当初はこれまでの環境を変えなければならないため、非常に辛いですが、効果は非常にあると思います。

タイマーを置いて時間を計測しその時間内は勉強に集中する

これも時間を確保する観点から非常に有効な手段となります。人間は期日までに何かをしなければならないとなると、そこに自然と集中できる生き物です。とりわけやるべきことを明確にして、それを時間内でこなすような訓練をすることで、学習だけではなく、日ごろの業務にも効果を発揮します。

自宅外で学習する

自宅では勉強できないという割り切りも非常に重要です。またこの自宅外学習で成果を勝ち取った方も比較的いらっしゃいます。理由は自宅内の誘惑が少なく、集中できる場が自然と確保できるからです。

ファミレスを使ってみる

具体的な場所として筆者がお勧めするのは一番はファミレスです。

なぜファミレスかというと、周りからの程よい雑音とも言うべき会話が、聞こえるようで聞こえないようなぐらいの音で聞こえるからです。程よい雑音は一定の集中力を高めることに寄与すると言われています。

さらにスペースです。カフェと違って教材をある程度広げられるスペースも確保できます。

そしてドリンクバーがある所では好きなドリンクが確保できること、また混んでいない時間帯だと1,2時間程度なら店員さんも大目に見てくれることなど、メリットがあります。

図書館やテレワークスペースを使う

また本当に集中したいなら、勉強に使える図書館や、今流行のテレワーク用スペースなども考えられます。静かな環境で集中して取り組むことで、効果は非常に高いと考えられます。

図書館は受験生が集う場でもあるため、朝早く行って並ぶ必要があります。

筆者は自宅でも集中して勉強できたので余り使いませんでしたが、費用を掛けたくない場合は、図書館に朝から晩までいることで、自ら集中する環境に置いてもいいかと思います。

細切れ時間の活用

筆者が最も実践して大切だと考えているのが、この「細切れ時間の活用」です。

別途記載しますが、この細切れ時間の活用方法が、これまでの経験の中でタブレット学習法と極めて親和性が良く、非常に有効的だと感じています。

ほんの5分、時間が空いただけでもこの細切れの時間を学習時間に転用できるということが挙げられます。

先に見た、FP2級を3か月で合格する場合に月75時間は確保しておきたいことに触れていますが、そうなるとこの細切れ時間も全く無駄にできないことが良くわかるかと思います。

昼休みを使う

あとは効果的なのが、昼休みを学習に充てることです。今は環境上、テレワークが多くなったり、集団でランチに行くことも減って来ています。行き帰りに10分、食事に20分掛けたとしても、残り30分は試験勉強に向き合う時間が確保できます。

早起きは三文の徳

早起きは非常につらいですが、頭が回転する朝起きてやることも非常に効果的です。必ずしも1時間取る必要はなく、30分でも、更には15分でも確保できれば非常に有意義な時間となります。

働きながら資格取得を目指す場合でテレワーク環境なら、これまでの通勤時間を学習時間に充てることも可能です。

FP3級、2級ともに試験は午前中から始まるので、夜型で夜遅くまで勉強するよりも、朝型に切り替えて朝早く起きて勉強する方が効果的です。

通勤時間の確保

今や一般的となっているスマートフォンでの学習が確保できれば、行き帰りの通勤時間を学習時間に充てることができます。資格取得を目指している間は、ゲームやSNSを一旦は中断して、学習時間に充当するとより効果的です。

週末に集中する

平日は業務があり、どうしても時間が確保できない、そんなこともあるかと思います。そのために週末に集中して時間を確保することも有効な手段です。

ただ週末だけ学習するという方法は、知識の定着のためには望ましくなくお勧めはできません。

時間は少なくてもいいので、平日は数十分でも数分でもいいので少しずつ確保し、まとめを週末に実施するなど、毎日試験科目に触れておくことが非常に大切です。

まとめ

FP3級、2級の必要学習時間とともに、その時間の確保のための方法論を色々と考えてみました。

時間の確保とともに、まずは学習することに対して自分自身が向き合っていくことが、非常に大切だと考えています。

資格に臨む方は誰しも同じような悩みを持って、それでも合格に向けて取り組み、合格を勝ち取っています。

どの試験においても結果的に合格される方は、相手との競争ではなく、自分自身との競争に打ち勝った方だと思います。

特にFP試験は、競争という相対試験ではなく、60%正解を確保すればいい絶対試験のため、そのラインを確保できるように自分自身と向き合っていく試験であるともいえます。

今回のポイント
・合格までの学習時間はFP3級は80~150時間、FP2級は150~300時間
・どのタイミングで合格を狙うかで1日当たりの学習時間が変わる
・学習時間の確保は環境を変えたり隙間時間を使うことが大切

コメント

タイトルとURLをコピーしました