どうやったらお金に関するノウハウを身に付けることが出来るのだろうか…
最近、色々と悩みを抱えるケースについて見聞きします。
改めて、お金のことを学ぶにはFP資格はいいなと思う事があります。
幅広くて学習するのに大変な反面、
身に付けた知識は、普段の生活やスキルを磨けば業務にも活かすことができます。
今回はFP資格試験の範囲などから、学習することが生活に有効に機能する点を確認します。
お金のことを学ぶにはFP資格が有効【原理原則が分かる】
今回紹介するのは、以下の様な内容です。
・FP資格の内容はなぜ役に立つのか
・まずはFP3級から、さらに学びたい場合はFP2級やAFPにチャレンジ
筆者はお金に関することを体系的に学ぼうという点ではなく、
何となく重要という漠然としたところや、不動産資格から広げていきたい
という視点でFP3級から始めました。
考え方として持っている様な
「お金のことが総合的に学べる」というのがFP資格である
と意識したのは、FP2級を学習したぐらいからだと思います。
最初は浅くい所から入った入った筆者ですが、CFP®・FP1級まで到達しました。
結果的に、少しづつですが深い所に入れて来て良かったと思っています。
そのような筆者が、課題や疑問に感じるお金に関する解決策のひとつとして、FP資格の有効性について説明します。
お金に関する書籍を読んだり動画を見るのに加えて、自らベースを学ぶことができる
まず、紹介するのがこの切り口からです。
筆者もYouTube動画や、書籍、さらにはTwitterなどでお金に関することを確認したり、学ぶのは好きでよく参考にさせて頂きます。
それらに加えて、自ら原理原則であるベース知識を習得するのがよいでしょう。
その点について、筆者なりの視点から少し紹介します。
原理原則が分かれば自分の判断もより正確性が上がる
お金に関する原理原則が分かっていれば、
人が言っていることが正しいか、否かが自分自身で分かる点は大きい
といえるでしょう。
極端な例ですが、
・保険を勧められた場合
・チラシや広告に記載されている事実
・人からお金に関することについて聞かれた際の回答
など、ある程度の根拠を持って考えたり判断することができます。
動画や書籍の理解がより進む
前述に記載したことに関連します。
原理原則をベースとしたお金に関する知識が備わっていれば、
YouTube動画でYouTuberや書籍で作者が言っていることが果たして事実なのか、
自分自身の裏付けを持って確認することができます。
細かい所ではなくても、
・ある程度の用語に対する理解
・金融関連の仕組みの理解
ができれば、YouTuberや作者が言っていることが「なるほどね」と理解が進む
ことが挙げられます。
例えばYouTubeの場合は、動画に対していいねやチャンネル登録をすれば、さらにそのYouTuberの関連動画は勿論のこと、その他の関連する動画も配信してくれるサイクルにも入ります。
結果的に、よりお金に関する理解の促進が期待できます。
お金に関する知識の裏付けにより説得力を持って伝えられる
YouTubeや書籍を読んで、自分の知識が備わっていれば、
誰かに正確な知識を伝えることも可能
となります。
お金に関することなので、間違ったことを伝えると大変です。
しかしながら、YouTube動画の内容の正確性や書籍で語っている内容など、上手く伝えることによって、伝えられた方にも、よりお金の知識を身に付けるきっかけとなるかもしれません。
今の日本ではなかなかお金に触れることについてターブ―視されてきたこともあります。
新NISAも始まって全国民が運用を意識しています。
そんな今は、お金に関する知識の習得は国を挙げて取り組まなければならない課題ともいえます。
今や人に頼らずに自分自身で正確なお金に関する知識を付けることは、誰にとっても必要不可欠なことであると考えられます。
FP資格の内容はなぜ役に立つのか
さらに、FP資格の内容はなぜ役に立つのか、確認してみます。
カリキュラムが充実していることがまず挙げられます。
さらに、その内容を学習することで資格取得ができることに繋がるものの、その学習プロセスで学べる点も多いことが挙げられます。
カリキュラムがお金に関する漏れなくダブりありな所から構成されている
FP資格試験の範囲は、FP3級ならこちら
にて紹介しており、さらにFP2級ならこちら
でも紹介していますが、比較的多岐に渡り、
自ら生活する上においてお金に関する考え方が漏れなく入っている
といえます。
ダブりありとしたのは、例えば税金の勉強はライフプランニングに絡んできたり、相続に絡んできたり等、ある程度重複するところがあります。
関連性という面では、科目間でどうしても被ってしまう所はでてきます。
感覚的ではなく、論理的な判断ができる
人間なので時には感覚的な判断が必要なときもあります。
ベースとしてのスキルがあると、感覚での良し悪しに頼らずに、知識が備わっていることから、論理的判断ができる可能性があります。
もっとも、論理的な軸で解決策が出てこない場合は、最後は2択のどちらかは感覚で決めなければならないという点もあるでしょう。
しかしながら、そこに行きつくまでには、論理的に考察することも可能となるので、全てが感覚ではなく、一部が感覚という判断で結論を下すことができることとなります。
生活に密着していることが多い
極論いえば、
生活に関連するお金に関することであれば、あらゆる解決に役に立つのがFP試験の範囲
に含まれています。
具体的には、金融では資産運用の観点から今非常に話題になっているNiSAやiDeCo、さらには株式投資とその仕組みなどです。
ライフプランニングの分野であれば、社会保険や企業年金、公的年金、さらにはライフイベント、キャッシュフローの計画等、普段の生活は欠かせない内容の数々が織り込まれています。
深堀すればするほど、分野の幅の広さと、内容の深さ双方が問われてくることとなりますが、簡単に取得可能なFP3級であっても、一連の基礎を学ぶことが出来るでしょう。
まずはFP3級からトライ、さらに学びたい場合はFP2級やAFPにチャレンジ
FP3級であれば、受験回によっては合格率は90%程度のラッキーな回もあります。
学習したアウトプットとしての成果も出て来ることとなります。
さらに、FP3級なら50~150時間程度の学習時間があれば、資格取得も可能です。
さほど難易度も高いわけではないでしょう。
その上のFP2級はさらに150~300時間程度が必要になってくる可能性はあります。
しかしながら、さらなるスキルアップを図って、より試験範囲の内容に詳しくなることもできます。
一方で、資格を取得するという形を取らなくても、学習すればそれなりのスキルを付けることも可能です。
FP3級であっても国家資格のため資格を取得すれば一生残るので、取っておいてもよいという方が大半だと思います。
その場合は試験会場に行って、試験を受けて、合格を勝ち取ることも一つでしょう。
そして、ハードルは高くて一気に少なくはなりますが、FP2級やAFPののちにFP1級やCFP®を取得して、スキルを積み増していくことも選択肢でしょう。
知識やスキルの幅以上に、人生における将来的な可能性も広がってくるかもしれません。
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