資格試験の学習は習慣化、パターン化で合格に近づく【筆者実践済み】

FP攻略
Woman using smartphone blank white screen. mock up.
スポンサーリンク

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含んでおります。ご了承ください。

資格試験が近くなってきているのに、学習に身が入らない

FP試験のために学習されている方の中には、そのような方も非常に多いかと思います。

FP試験に限らず、資格試験は、学習を習慣化、パターン化することで合格に近づきます。

それは普段の生活において、学習することが徐々に苦になってこなくなる点もあります。

確かに、学習する習慣がなかったときから資格取得を目指すこととなった際には、

学習当初はたとえ10分でも学習することは非常に苦痛です。

しかしながら、人間はこれまでには無かった環境に適合することも可能であるため、

習慣化、パターン化に上手く適合すればよいという考え方もあります。

筆者が実践してきた習慣化、パターン化のポイントやノウハウを、

FP試験や不動産試験の受験を想定して紹介します。

スポンサーリンク

資格試験の学習は習慣化、パターン化する事で合格に近づく【重要】

今回の内容は以下のような内容となっています。

・資格試験学習を習慣化、パターン化するために大切なこと
・資格試験学習において習慣化、パターン化するための方法は?
・習慣化、パターン化できないときの対処方法

学習は習慣化が定着すれば、比較的苦にならず、

学習していない方がむしろ苦になるぐらいになってきます。

もちろん、早く合格の実力をつけて、学習から離れたい、

そのように考えていらっしゃる方も多いでしょう。

FP試験に限らず、資格は取得してからも引き続き継続学習が必要で、

それによって、取得した資格の価値があがったり、

自分自身のスキルや業務における実力も向上します。

どのような形でFP資格試験に臨めばいいのか、

FP3級からFP1級、さらにはCFP®を取得した筆者が、FP試験だけではなく、

不動産4資格(マンション管理士、宅地建物取引士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士)も、

あわせて取得した筆者が説明します。

スポンサーリンク

資格試験学習を習慣化、パターン化するために大切なこと

まず、資格試験学習において、習慣化、パターン化するために大切なことを記載します。

全く習慣化できていない受験生においては、

以下の実践から少しづつ始めていくのもよいかと考えています。

まずは10分間学習する

学習は少しの時間でも継続すると、その学習効果が残る可能性があります。

学習当初はテキストを見ていても分からないし、

理解できず、10分の学習も苦痛に感じることでしょう。

とくに初学者でほかの資格試験を学習したことがない方にとっては、

どこから学習したらよいか分からないという点もあるかもしれません。

しかしながら、

まずは10分でも、テキストや問題に向かって学習することを始める

でもよいかと思います。

とにかく少しでもいいので、

毎日、毎時間継続していくことにより、学習効果が上がってきます。

興味のある分野から始める

FPにおいても特にFP3級は学習範囲のすべてにおいてはじめて見る、

もしくは聞いたり見たことはあるけど、何のことか分からない、

そんな状態から学習を始めることとなります。

そのような状態で、いきなり金融や不動産の聞いたことがないような分野から学習を始めても、

離脱する可能性も高いでしょう。

普段の生活の中で身近に接するような、ライフプランニングや社会保険といった、

聞いたことがあるところや、少しでも知っている所から始めていくことも大切です。

細切れ時間を使う

通信講座では、スマホやPCとの連動を行っている講座がほぼすべてであり、

家にいない外出の合間や休み時間等の時間がある時にでも学習できる環境が整いました。

これによって、2,30分という細切れの時間も有効活用できることとなり、

ここをスマホやPC等を活用する学習に充てることも容易になっています。

1日2,30分の細切れ時間を充てることでも、

1週間で30分/1日なら210分(3時間半)、

1か月で900分(18時間)と、まとまった学習時間を取れることとなります。

18時間を、9時間×2日でやるのは特に初心者なら集中力も持たず、苦痛以外の何物でもないですが、

30分×30日と見た場合は、さほど大きなハードルは感じないのではないでしょうか。

このような考え方から、PCやスマホで学習できる環境が整っている現在、資格試験の学習において、

細切れ時間の活用は、資格試験における合格の非常に重要なポイントと言えるでしょう。

楽しくなってきたら時間を延ばす

当初は試験学習において10分でも苦痛だった。

それが隙間時間の活用をした毎日30分の学習が定着するようになった。

なんだかこのまま頑張れば、30分×2回の毎日1時間は頑張れそうだ。

という風になれば、「習慣化」の完成形に近い形になります。

毎日1時間だと、

1か月だと30時間の確保、

3ヶ月なら90時間の確保、

と、FP3級の合格のための学習時間に近づくこととなります。

さらに継続することができれば、上位資格のFP2級を狙うことも可能になってきます。

むしろ、FP3級で学習したことを、

もう少し活かさないと勿体ないとさえ感じてくることもあるかもしれません。

これがまさに学習の「パターン化」であり、FP資格なら

FP3級→FP2級・AFP→FP1級・CFP®

へのステップアップであり、不動産関連資格なら、

宅地建物取引士→管理業務主任者→マンション管理士

など、資格試験における横と縦の展開への応用も可能となります。

スポンサーリンク

資格試験学習において習慣化、パターン化するための方法は?

前章で少し習慣化、パターン化するためのコツについて触れていますが、もう少し具体的にその方法について考えてみたいと思います。

決まった時間や場所で学習できるようにする

決まった時間や決まった場所で学習できるようになれば、

まさに習慣化されているといっていいかもしれません。

例えば、

・毎日自宅最寄り駅から会社最寄り駅の間の30分、スマホで問題を解く
・昼休みの半分を利用して公園でスマホでテキストを読む
・帰宅時の1時間を必ずスタバで過ごし、朝と昼に積み残した問題を終える

などもあるでしょう。

習慣化はできれば毎日のルーティン化が望ましいですが、

せめて三日坊主にならないような工夫は必要になってくるといえます。

スマホやPCを上手く使う

紙のテキストでもよいですが、

スマホやPC、タブレットで連動している、

もしくは同じテキストがあれば、媒体を変えてでも学習できる環境があると非常によいです。

これは先に紹介した細切れ時間を有効活用するという点においても、

スマホやPC、タブレットが使える教材を準備することが望まれます。

もちろん、紙のテキストやノートを持参して学習するのもよいですが、

会社や学校の行き帰りで持ち物が多くなったり、忘れた場合に学習できないというリスクもあります。

成果、成績が可視化できるツールを活用する

学習のプロセスが見える化するツールや仕組みを導入することが望まれます。

筆者が使用していた例だと、過去問道場

により、過去問解答率や解答数を可視化したりすることや、

STUDYingのFP講座のツールのように、一日の学習時間や週次でどれだけ学習したのかが明確化されることにより、

成果や罪悪感を感じながら可視化されるのも一つの方法です。

習慣化、パターン化できないときの対処方法

習慣化、パターン化の考え方について紹介しましたが、

業務が忙しかったり、乗り気でない、仕事上の付き合いがあるなど、

なかなか上手くいかない場合もあるでしょう。

そのような場合の対処方法を最後に紹介します。

続かないときは無理しない

これまで紹介した習慣化、パターン化は無理して実施するものではなく、

自然とそうなっていくことが理想です。

しかしながら、中々定着しないこともあるでしょう。

その場合は、振り出しに戻ることも大事であり、

まずは10分からの細切れに戻って行くことも再検討です。

一旦は暫く停止するのもよいでしょう。

ただ諦めるのは勿体ないので、どのようにすれば継続できるかを、

無理のない範囲で検討していくことは大切です。

無理なスケジュール化はしない

資格試験は、試験日というゴールがあります。

そのため、ゴールから逆算して計画的に進めていかなければなりません。

合格される方の大半は、ほとんどその形を乗り越えてきて、

結果としての合格という栄冠を勝ち取っています。

しかしながら…

スケジュールに学習予定を詰め込み過ぎると、逆に学習がはかどらないのも事実です。

スケジュールには

予備日や調整日等も入れつつ、常に余裕を持って臨んでいく

ことの方が、息が詰まらずに良いといえるかもしれません。

筆者も逆算思考で、

試験日から残された時間何をやらなければならないのか、
またやり残していることはないのか、
過去問は×年分を●周実施するが、まだそこまで行っていない…

みたいなことも沢山ありましたが、結果的に上手く乗り越えてきました。

それはスケジュールにある程度余裕や遊びを持たせたからというのもあります。

スケジュール通りできなくても学習は継続する

上述のとおり、計画した過去問を●周やるということも、

最終的には実践できずに試験に臨んだこともありましたが、それでも学習は継続しました。

途中でやめると、これまで実施してきたことや積み上げた知識が無駄になるので、

非常にもったいないですね。

時間が掛かってもいいので、また直近に予定していた試験を受験しなくてもいいので、

次回までには必ず受験して、学習を充実させて合格する、その形でもいいかと思います。

不動産国家資格は年1回のため、そのタイミングに必ず最高の状態に合わせていく必要があります。

しかしながらFPは年3回受験タイミングがあるので、
※2024年4月時点でFP3級はCBT試験に移行したためFP2級の場合

タイミングに合う所にピークを持っていく、そういった考え方でもよいかと思います。

当初立てた合格目標を達成するため、辛い所ではありますが、

学習は継続すべきだと思います。

資格学習の習慣化、パターン化は少しずつ積み上げていくことが大事

これまで見てきたように、資格試験に合格するためには、

学習の習慣化、パターン化が大切なことが少しお分かり頂けたのではと思います。

この少しの習慣化も積み上げると複利で大きく積みあがるので、継続することが重要と言えます。

特にFP3級に対して学習初学者の方にとっては、勉強することに一定のハードルはあるでしょう。

しかしながら、結果的に残るものは大きいので、試して頂ければ幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました