FP3級からFP2級へのステップアップのすすめ(学習継続が吉)

FP2級
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先日のFP(ファイナンシャルプランナー)2級、FP3級試験のあと、比較的FP2級関連の閲覧が増えていますので、こちらに絞って今後の対策等記載したいと思います。

筆者はFP3級から学習をはじめ、FP2級、AFP、CFP®、FP1級とステップアップを続けてきました。

FP3級の学習開始から、トータル約1年半の学習でCFP®6課目とFP1級に合格しましたが、ステップアップをすることで、スキルの充実は勿論のこと、前向きになれるマインドも身に付くと思っています。

事前にマインドマップで整理していたら、非常に長くなってきたので、複数回に分けて書いていこうかと思います。

今回はその初回編です。

今回の内容は
・FP3級からFP2級へステップアップする際に起こること
・FP2級に臨むにあたり改めてどうして目指すのかを考えてみる
・FP2級の受験タイミングを決める

についてです。

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FP3級からFP2級へのステップアップのすすめ

FP3級受験者、または既にFP3級を取得し、今後のタイミングでFP2級へステップアップされている方も多いと思います。

そのような場合はどのような対策が重要になるのでしょうか。

試験終了~開始の準備

FP3級、FP2級試験が終了し少したちました。もしFP3級を受けて次はFP2級を狙いたい、と考えてらっしゃる方は、引き続き学習を継続されることをお勧めします。

良く言われている事ではありますが、メリットとして主な理由は以下の点が挙げられます。

試験のコンディションやモチベーションをそのまま継続できる

これはFP3級を受験した方の想定ですが、FP3級の流れでそのままFP2級の勉強に入っていくのは、継続するという意味でも非常に大切な取り組みです。

筆者の連続受験の経験も、試験慣れという点においても実は大きな成功要因の一つであったと分析しています。

学習経験が途切れない

これも成功に向けて非常に大きな要因であると言えます。

学習経験が途切れてしまうと、また一からとは言わないですが、再度勉強して定着するまでに時間を要します。継続して知識を積み増していくことは成功要因の一つとして挙げても良いと思います。

万が一不合格であったとしても、FP3級の再受験は非常に有利になりますし、めでたく合格した場合は、学習を止めなかったことでよりFP2級合格に近づきます。

FP3級よりもFP2級の方が評価が高い

もちろん、難易度的に上がる事となるので、それなりの学習は必要となりますが、資格を取得した場合の評価も上がる事となります。

FP3級では、名刺や履歴書等に資格を書いても評価はほぼありませんが、FP2級であればある程度のFP知識は備わっているとして、一定の評価が得られると考えられます。

そうは言っても…結果が出る前は身が入らない…

そうは言っても、結果が出るまでは中々勉強に身が入らない、もっともな事だと思います。

筆者も試験結果を待つ間はもやもやしながら、気になって勉強どころではないという経験をしていますが、その場合は以下の様な対応をしていましたので、ご紹介します。

FP2級合格者の体験談を確認

先に合格された方がどのような手段・方法を選んで合格したのか、先例があるとそのパターンも自分で真似をすればいいので、合格に近づくこともできると思います。

テキストや通信学習の選び方、勉強方法など、合う、合わないがあると思うので、自分に適切な勝ちパターンを研究するのもまずは大切です。

FP2級攻略法の調査

合格者の体験談にも当てはまりますが、引き続きFP2級を目指すことが前提である場合は、心構えや手法等、どうやったら合格に近づくかを予め調査しておくと、合格発表後に最初から考えるよりはスタートを切るのが早くなるでしょう。

FP3級試験から合格発表まで、約1か月を消化してしまっているので、仮にそこから勉強を再開するにしてもスタートダッシュを切れるようにした方が、FP2級の合格の可能性も高まります。

FP2級テキストの調査

合格後スタートダッシュを切る際にどのようなテキストを選べばいいのか、予め選定しておくと良いかと思います。

FP3級と作者が同じで、勉強に連続性が持たせられるテキストや、評判の講師が書いたテキスト等、様々な可能性は予め想定しておいた方がよさそうです。

FP合格のための3級、2級向けテキスト3選(筆者おすすめ)

FP2級資格保有の方の活躍状況

勉強のことを考えることについて全く身が入らない…そうなった場合は、FP2級に合格された方がその後どのような活躍をされているのか、調べてみるのもいいかと思います。

自分に置き換えると、今後の目標がより具現化出来、更に改めて気を引き締めて勉強をしようというモチベーションに戻ってくるかもしれません。

自己採点で合格をほぼ確信している場合

次にFP2級にステップアップしたいというモチベーションも高いと思いますので、すぐにFP2級の学習を始めましょう。

独学の場合

独学の場合は、まずはテキストの選定に入り、一通り読んだら過去問に取り掛かる、パターンとしてはFP3級で実施する方法と変わらないかと思います。

ただし、FP32級はFP3級の2~3倍の質量が必要になってくるので、独学のまま乗り切れるのかを決めるのも重要な判断です。

通信や通学を検討する場合

FP3級合格前に講座を申し込むのはややハードルがあるので、まずは独学で難しいと感じる場合は、通信や予備校に通うかの選定はして決めておいた方がいいかと思います。

合格が確定した段階で申し込めばいいかと思いますが、それまでの間に時間が空いてしまうとなった場合は、

・想定している通信や予備校が出している書籍を読む
・無料で学習できる範囲内で先取りする
・FP3級の復習をしてその範囲を完璧にする

など先手を打っていくこともできます。

FP3級からCFP・FP1級迄取得した筆者おすすめの通信講座3選

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改めて、FP2級取得の目的を明確化してみよう!

何のために次のステップアップをしていくのか、考えていくことも大切かと思いますので、FP3級の際にも書きましたが、改めて記載してみます。

FP(ファイナンシャルプランナー)3級試験に向けての心構え

FP3級経由でFP2級に臨む

FP3級経由でFP2級に臨む方は、向上心が高く次へのステップを検討されている方だと思います。

そして、FP無資格→FP3級→FP2級と臨まれ、一定の水準に到達してスキルを充実させることが明確なら、その点が目的化できると考えられます。

筆者はこのパターンで来ており、本来実務経験はありFP2級から受験も可能だったのですが、そのことについてよく理解していなかったことがまず挙げられます。

さらに、FP知識が全くなかったためFP3級から受けることが妥当であるとの理由もありました。

前述したFP2級を取得してどのような活躍をしているのかまでリサーチできていれば、今後のキャリアプランもより明確になってくると思います。

実務経験有りでFP2級から臨む

FP2級の受験要件

を満たしていて、実務経験があり、FP2級受験から臨むこともできます。

ただし、実務経験の専門分野以外の範囲も出題されるため、基本的な所から取り掛かるとなると、FP3級ベースの基礎から始めていくのも考え方としてはありかもしれません。

実務経験と学習範囲は似て非なるものなので、その点は注意が必要かもしれません。

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いつのFP2級試験をターゲットにするのか?

FP3級経由で次を目指す場合は、「次回」が望ましいかと思います。

理由は、知識が定着化している中での継続学習に勝る方法がないからです。

業務の関係で時間が割けず学習ができない場合であっても、ターゲットを決めて、試験日から逆算をして学習プランを立てるのが望ましいと思います。

FP3級受験経験者の場合

学習時間の確保ができ、諸事情が無い限りは最短の次回試験でトライすることをお勧めします。

理由は「FP3級からFP2級へのステップアップ」でも記載した通り、これまで学んだノウハウやモチベーションが継続できるためです。

止むを得ない事情により、一旦間をあけることになる場合は致し方ないですが、連続でトライしていくことが最短で最も効率よい学習方法であると言えます。

時間が掛かりそうで次回合格は難しそうな場合

FP2級はFP3級に比べて、更に質量ともに学習の充実を図っていく必要があります。

そのため、次回までの間には到底間に合わないことも想定されます。

ここは費用・時間対効果の面から、ご事情もあり判断が難しい所もありますが、それでも目標に向かって次回受験を検討されるのも一つです。

次々回以降までしっかりと取り組むというのも判断としてあり得るでしょう。

しかしながら、受験勉強は長ければ長くなるほど、身が入らなくなる傾向もあり、複数回受験に繋がってしまう可能性もあります。

できることなら、もし少しでも可能性があるなら、試験突破は最短期間で考えていくことが理想ではあります。

記念受験は辞めておくのが賢明

受けると決めた場合には、合格するつもりで全力で受けることが求められます。

「受験料払ったから、申し込んだから、受けるだけ受けに行こうか…」

とそんな気持ちにならないようにすることが大切ですが、受験申込締め切りギリギリの段階で判断する必要があります。

「受験しよう!」と心に決めた場合は、残りの時間は合格するつもりで全力を尽くすことが大切だと筆者は考えます。

記念受験のような考え方だと再受験を複数回繰り返し、本来の合格することから「受験すること」が目的となってしまうからです。

これでは真剣に試験に向き合うことができなくなりますし、試験会場までの行き帰りや試験時間までもが無駄になってしまいます。

FP2級は年3回ある試験なので、このような迷いがあるなら、記念受験は避け、受験申し込みをしないことです。

次々回の合格に向けて集中的に狙いを定めることで、学習への余裕が生まれます。

まとめ

FP2級に向けての考え方や心構え、受験ターゲットなどについて触れてみました。

受験においては、事前に考えておくべき目的や戦略が非常に大切で、戦術となるテキストや学習媒体はその戦略に紐づくものである必要があると筆者は考えています。

次回は戦術となる具体的な学習方法について、もう少し踏み込んで記載していく予定です。

今回のポイント
・FP3級からFP2級へステップアップする際に起こることを想定する
・FP2級に臨むにあたり改めてどうして目指すのかを考えてみる
・FP2級の受験タイミングを決める

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