FP資格は引き続き人気!東洋経済 食える資格と検定&副業より

FP攻略
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昨年2022年は2月に発売した資格特集号ですが、今回はゴールデンウィークに合わせて発売となりました。

資格のラインナップは例年同様の、人気(東洋経済がオススメしている?)資格のラインナップですが、どんな感じで紹介されているのか、ネタバレしない程度に記載します。

 

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週刊東洋経済 食える資格と検定&副業100

例年紹介されるこちらの資格特集ですが、今回もFPが取り上げられています。

もちろんネタバレしない程度に、AMAZONで紹介されているサンプル+α程度に少し覗いてみたいと思っています。

前年度版の内容についてはこちら

に記載しています。

前年度では、FP資格に加えて、不動産資格を中心として宅地建物取引士やマンション管理士などにも触れていましたが、今回はFPのみにしています。

資格のラインナップは?

資格のラインナップとして、どのようなものが紹介されているかと言いますと、Amazonの紹介ページでは、紹介資格として以下の様なラインナップでした。

(1)公認会計士 合格平均年齢24歳と若年化 監査のほかコンサルの道も
(2)税理士 高齢化回避で受験要件緩和 インボイスなどへの対応も
(3)社会保険労務士 雇調金やハラスメント対策 高まるニーズに女性も志願
(4)中小企業診断士 論述では先入観を排除する コンサルとして独立開業も
(5)ファイナンシャルプランナー 税から年金、相続まで幅広い
(6)日商簿記 経理を知り税理士への道も 一部でCBT試験も開始
(7)証券アナリスト 新カリキュラムには情報戦 倫理でつまずかないこと
(8)司法試験 実は法科大学院こそが早道 新人で年収1000万円も
(9)司法書士 法の趣旨を体系的に覚える 登記や成年後見の需要拡大
(10)行政書士 法律は特性ごとに 許認可のほか給付金申請も
(11)弁理士 選択科目は出題者次第 求められる知的財産のプロ
(12)宅地建物取引士 重要事項説明は独占業務 宅建業法から入り効率よく
(13)不動産鑑定士 鑑定理論の攻略が突破のカギ 合格後は鑑定会社が一般的
(14)マンション管理士 管理組合の立場でサポート 区分所有法など法令を重視
(15)賃貸不動産経営管理士 国家資格化で注目 不動産投資で活用も
(16)建築士 1級建築士は設計職の花形 製図は手描きの精度を磨くべし
(17)キャリアコンサルタント カウンセリング以外でも活躍
(18)ドローン 2022年に国家資格が誕生 8の字、不安定飛行も試験
(19)気象予報士 保険など周辺業界でも期待
(20)ITパスポート ITを広く理解する登竜門
(21)基本・応用情報技術者 高度IT人材へのステップ

参照:週刊東洋経済 2023/4/29-5/6合併特大号(食える資格と検定&副業100) https://amzn.to/3AXA6oz より

FP(ファイナンシャル・プランナー)と日商簿記を何級設定のイメージで記載しているかは分かりませんが、ほとんど士業資格であり、超難関~難関資格しか紹介してない…とそんな感じに映ってしまいます。

(6)日商簿記の「経理を知り税理士への道も」は明らかに簿記1級クラスをイメージしていると考えられます。

それを考えると、文系の方が少し勉強して手が届きそうなのは、(5)ファイナンシャルプランナー(1級、CFP®以外)、(12)宅地建物取引士、(15)賃貸不動産経営管理士、(20)ITパスポートぐらいなんじゃないかと思ってしまいました。

また、テーマが「食える資格」なので、そうなると自然に士業系になってしまうのも何となくわかる気がします。

資格以外のスキル系は?

資格は取らなくても、スキルがあればできるものとして、次のようなものも紹介されています。

(22)インフルエンサー TikTokで企業案件獲得
(23)アフィリエイト 成果報酬で広告収入が入る
(24)動画制作 少規模でも撮影編集は可能
(25)EC ひとりでもECはできる

参照:週刊東洋経済 2023/4/29-5/6合併特大号(食える資格と検定&副業100) https://amzn.to/3AXA6oz より

まぁ、確かにそうだけど…といった感じではありますが、今となっては競合難易度が非常に高くなっているものばかりです。

(23)アフィリエイトは、筆者もお勧め書籍やFP攻略に必要な書籍、講座の案内をさせて頂いたり、さらにはGoogleアドセンスを掲載したりしていますが、趣味の延長線上でありコンテンツの貧弱さは否めないものの中々これだけで「食える」というのは程遠い状況だったりします。

ただ、地道にやっているので、最近は新規の記事は少ないもののアクセスを見ながら、リライトをコツコツとやってりして、合格データを最新のものにしたり、昔書いた記事だと文章の立て付けが甘かったりするので見直したりしています。

それでも収益化は大きくなく、年間のConoHaへのサーバ代+α程度でしょうか。

運営していて、筆者の記事分の稼ぎは少ないけど、サーバ運営費用は稼げているという感じのイメージです。

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FP(ファイナンシャル・プランナー)の位置づけは?

今回の東洋経済における、ファイナンシャル・プランナーの位置づけを筆者なりに記載したいと思います。

結論ですが、「ちょっといい評価」なのではというのが率直な感想ですが、恐らく評価は、FP1級のイメージかと思います。

なぜかFPが★×3ランクに位置づけられている!

冒頭に、「コストパフォーマンスのいい資格はどれか?」という見開き紹介があります。

全ては記載しませんが、★5~★2まであります。

★5には司法試験、公認会計士

★4には税理士と不動産鑑定士、司法書士

★3には、1級建築士、中小企業診断士、社会保険労務士、行政書士、証券アナリスト、気象予報士という士業とともに、なんと、ファイナンシャル・プランナーが位置づけられています

ちなみに、マンション管理士は★2.5、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士は★2と、ファイナンシャル・プランナーよりも難易度が低いという位置づけになっていました。

この難易度評価については議論の余地はありそうですが、FP資格は引き続き人気が出てきそうです。

FPの紹介

具体的なFP資格の紹介として、FPには1~3級と、AFP、CFP®があるよという一般的な紹介があります。

その中で気になったのが、FP1級の22年末の累計合格者数が約2.2万人であるというて点です。

このブログを最初に記載した、23年5月5日現在、日本FP協会のデータでは累計22,461名

そして、きんざいのデータでは29,629名

との記載があることから、東洋経済は日本FP協会のデータしか見ていない?のではと思いました。

恐らくは、日本FP協会経由でFP1級を取った人の累計と、きんざい経由で取った人の累計は被っていないと思われるうえ、実際にきんざいの方は3万人近くいるため、少なく見積もられている感じです。

またFP2級の約51万人、FP3級の約53万人も、日本FP協会のデータと一致しており、こちらのみの数値なのではと思いました。

最強勉強法

「最強勉強法」という章があるものの、具体的な勉強方法については示されていませんでした。

むしろ、試験における時間やどの分野で受験するか、またCFP®は2日間あるという紹介が中心で、学習方法が記載されているわけではありませんでした。

少し私もお世話になった岩田講師が、2級までは独学でいけることや税制改正に注意してと触れられていますが、学習方法は、当ブログのそれぞれの級についても紹介しています。

FP2級攻略

FP2級に取り組むにあたって、試験科目やFP協会、きんざいのそれぞれの合格率推移、攻略方法、FP2級を取得したあとの次へのステップなど紹介しています。

FP3級攻略

同じくFP3級編として、試験科目や合格率推移、攻略方法について紹介しています。

CFP®攻略

CFP®は中々攻略方法について体系立てて説明されているコンテンツが少ないですが、筆者の経験をもとに、受験科目別の対策や、それぞれの合格点の推移、独学や通信で学習する場合のそれぞれの方法など、一連の流れで紹介しています。

将来のキャリア

試験に合格したあとの将来のキャリアとして…と独立開業や、知名度あるFPは著書を出したり講演をしたり…と記載がありますが、多くの方はそれだけでは難しい状況のようですね。

保険代理店として機能させるか、税理士や宅地建物取引士の資格も活かしながら、また社内FPとして活かすという、一般的な形で締め括っています。

累計合格者がFP1級で2.2万人(+きんざいで3万人)、CFP®で2.4万人、CFP®の半分がFP1級を持っていて被っていたとしても、2.2+3+1.2=6.4万人ほど上級FP資格者がいることになります。

その中でFPのみで独立するというのは至難の業であり、FP×他資格などを活用しながら、または本業を持ちながらFPを副業として可能性を探る等をしていかなければ難しいと個人的にも感じているところです。

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まとめ

FP資格のコンテンツを運用している中で、資格特集は毎回興味深く確認しております。

今回の東洋経済もツッコミどころがあった感じはありますが、FP資格が盛り上がることは、受験する方本人の将来にとってもお金のことを良く考える機会となる良い機会となると思っています。

キャリアプランを考える機会になると思っていますので、もしご興味あれば他の資格と比較しながら確認してみてください。

KindleUnlimitedに加入している場合は無料(月額の範囲内)で読むことができます。

コメント

  1. ほんま より:

    基本的にFPは、3級からの受験(受験資格が必要)なので、1級に合格するまでの時間を考えてそのレベルになったと思います。
    つまり、1級とCFPです。

    あと、士業だろうとなかろうと、その日と次第のところはあります。

    私が思うに最強資格は、
    1位 圧倒的にアクチュアリー
    大分差を開けて
    2位 電気主任技術者
    ぐらいです。

    • なっく より:

      同感です。
      難関士業でも、やはりその中で飛び抜けて優秀である。とか、人脈が豊かである。マスコミや出版等で有名。と、最終的には、認知影響力による世界で成立可否が決まるのでは?と感じたりしています。合格🟰喰えるは、安易な発想。以後の営業成果と成果と認知度維持から拡大戦略が大事かと.。

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