評価高いFP資格 週刊ダイヤモンド「資格&副業&学び直し」より

FPトピックス
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23年8月に発売された、週刊ダイヤモンドの資格特集「資格&副業&学び直し」( 2023年8/12・19合併特大号)を読みました。

引き続き、FP(ファイナンシャルプランナー)資格の評価が高く、東洋経済でも評価がありましたが、宅建やTOEICなどとともに取得しておきたい資格に位置づけられています。

今回は週刊ダイヤモンドを読んで、筆者なりの見解とFP資格取得や、その後の副業への活用のアドバイスをさせて頂きます。

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評価高いFP資格 週刊ダイヤモンド「資格&副業&学び直し」より

先月発売された、週刊ダイヤモンドの資格特集記事ですが、改めて読んだところ、取り上げられていた資格が、活用方法や今後のトレンドなど識者の見解も踏まえて具体的に説明されており、興味深い内容だったという印象です。

政府のリスキリング支援(学び直しや新たなスキルを身に付ける施策)もあって、学ぶことやそれを通じた新たな雇用の獲得、副業への展開などがますます活性化してきています。

ビジネスマンをはじめ、リタイヤした方なども新たな学びに対する取り組みを始められている方が多いのではないでしょうか。

昨年の丁度この時期にも、週刊ダイヤモンドから同様の特集が組まれていました。

夏から秋にかけて、有力国家試験も控えており、話題になりやすい時期なのしょう。

資格特集は、ビジネスマンにとって人気記事であり、週刊ダイヤモンドや東洋経済をはじめとして、各社特集として取り上げています。

スキルを磨いていくにあたっては誰にとっても関心がある取り組みの一つといえるでしょう。

今号についても、儲かる資格の紹介や楽して稼げる副業、そしてコスパ最強の学び直しとして章立てされています。

なかでも当ブログで比較的記載している資格と副業について、雑誌に掲載された内容に付加した形で、具体的に筆者の見解や対策等含めて紹介します。

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FP資格の位置づけは?

資格全体の傾向とともに、FP資格(FP1級~3級、CFP®・AFP)の各資格について、どのような位置づけになっているのか、確認してみます。

資格全体の傾向

財務会計、法律、不動産金融、ITを中心とした資格検定の受験申込者が伸びているようで、一方でIT資格のベースとなるITパスポートが非常に伸びているとのことのようです。

PCの基礎スキルはもとより、ChatGPTの使いこなしや、簡単なプログラミング等のニーズが急速に高まってきていることもありますが、資格取得して活用するためには、ITパスポートを取得するかどうかは別として、ITスキルは必須と言ってもいでしょう。

また、大手資格予備校の幹部が難関資格のベースとなる三大必須スキルとして、上述の「ITパスポート」に加え、「日商簿記検定3級」、「TOEIC」を挙げているそうです。

ダイヤモンドでは、イラスト化されている「初めの一歩におすすめの資格」として、「ITパスポート」「TOEIC® L&R TEST」、そして不動産関係として「宅建」金融関係として「FP」を紹介していました。

FP資格の難易度は?

資格全体の難易度として、★★(FP3級、日商簿記3級、ITパスポートなど)から、★★★★★(司法試験、公認会計士、不動産鑑定士など)が位置づけられていました。

FPに関する資格難易度と、資格取得までの時間は以下のとおり紹介されています。

・FP3級:★★ 1ヶ月~1年
・FP2級・AFP:★★★ 1ヶ月~1年
・FP1級・CFP®:★★★★ 1ヶ月~1年

ちなみに、★★★レベルの資格としては、不動産、金融、会計系として「宅建士(2~11ヶ月)」「管理業務主任者(1~11ヶ月)」「建築士(7~11ヶ月。2級や木造を想定)」「通関士(5~11ヶ月)」「USCPA(1~3年。州により難易度差?)」、「日商簿記検定2級(2か月~1年)」と紹介されています。

★★★★レベルとしては、さらに難関資格が並んでおり、同様に「マンション管理士(4~11ヶ月)」「建築士(7~11ヶ月。1級を想定)」「行政書士(5ヶ月~1年)」「証券アナリスト(2~3年)」「中小企業診断士(8カ月~1年半)」「社会保険労務士(6ヶ月~1年半)」「日商簿記1級(2か月~1年)」と紹介がありました。

★★★、★★★★の各資格の中でも、それぞれ難易度は分かれそうですが、FP2級・FPは中難易度、FP1級・CFP®は高難易度資格に位置づけられるのではないかと思います。

FP資格は儲かる資格?

続いて、FP資格は儲かる資格なのか?というところです。

結論として、FP資格を持ってるだけでは簡単に稼ぐことは難しく、資格だけで稼ぐことができるのは最難関資格というところでしょうか。

★★★★★に該当する資格として、不動産鑑定士(年収約754万円)、司法試験(弁護士、年収700~900万円、勤続年数5~10年)、司法書士(年収300~600万円)、弁理士(平均年収750万円前後)、公認会計士(平均年収958万円)、税理士(年収400~600万円(勤務))とありました。

これらは資格単体、すなわち独立開業した場合や、サラリーマンとして勤務した場合も想定されます。

これらを見てどうでしょうか?

最難関資格でさえも、「ある程度稼ぐことは出来るけど、こんなもんか…」という印象ではないでしょうか。

さらに、独立した場合は、顧客とのコミュニケーション能力等、セールスや支援する力も必要となってきます。

そして、ダイヤモンドでは、証券会社を例に挙げて、CFP®と証券アナリストの資格の組み合わせが紹介されていました。

この例は社内での資格活用ということになりますが、やはり業務経験もベースとして中~高難易度の複数資格を掛け合わせて活用することで、最難関資格に匹敵する可能性はあるかもしれません。

また、週刊ダイヤモンドのイラストでは、FP資格からのステップアップとして、

FP→税理士、中小企業診断士、社会保険労務士、宅建士(宅地建物取引士)、証券アナリスト、USCPA(米国公認会計士)

の紹介がありました。

例えば、FP×税理士であれば、幅広いお金に関する相談から入り、個別具体的な税金に関する話が出来るようになるでしょう。

さらに、FP×宅建士であれば、不動産や相続の一般的な相談から入り、具体的に不動産物件の売買の提案や実行もできるでしょう。

ただ、週刊ダイヤモンドの例は難関・最難関資格の掛け合わせ例で本業に近い形と言え、実行できるのは少数派であるかもしれません。

そこで次章で、もう少しライトな形で副業出来ないかという視点でも確認してみます。

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FP資格の副業への活用方法のヒント

もう少しライトに、副業という形でできないか?という点もダイヤモンドでは紹介がありました。

年収をアップさせる資格×スキル・経験ランキング上位5ということで、FPが取り上げられていました。

ここでは、家庭環境×FPという紹介ですが、お金に関してはどの家庭でも重要な課題であり、FPのスキルに加え、自身の家庭環境に照らして考えていけば新たな展開や副業として可能になるのではないかという点です。

具体的には、

「母子家庭・子だくさん・多世帯暮らしなど、”ちょっと珍しい”家庭環境」×FP

という視点です。

筆者もあまり思い浮かばなかったのですが、家庭の事情は自分自身の生活に直結しており、生活上の経験が活かせるでしょう。

シングルマザーや離婚経験、他世帯で相続の経験など、現代社会にありがちな家庭環境とFPの知識を掛け合わせれば、それ自体が業務として活かせるという感じです。

筆者はFP×ライティング、FP×不動産資格の切り口が中心ですが、その他切り口であっても、尖った経験があれば、要望に対して活かすことができるかもしれません。

まとめ

今回は毎年発売されているダイヤモンドの資格&副業&学び直しから、記事のおもな内容について、筆者の経験も踏まえて紹介しました。

・FPの位置づけとしては毎号高評価を得ている
・FP資格取得だけでは儲けるのは難易度が高い
・副業においてはFP資格と他の掛け合わせ(他資格や経験等)も重要

という点を意識しながら、FP資格取得や活用を考えることが大切です。

FP資格に限らず、資格の取得はあくまでも手段であり、その後活用するのが目的であるという視点からも、資格の勉強を通じて自分自身にどういう持ち味・強みがあるのか、また将来本業や副業、また普段の生活でどのように活かしていきたいのかを考えていく必要があるでしょう。

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