FP（ファイナンシャル・プランナー）試験対策として、これまで記載してきたFPの勉強方法を少しまとめてみました。
これまで思いつくままに、ばらばらと多方面で書いたものを今回サマリー的に確認しやすくまとめ直しています。
これまでの中で一番の長文になっていますが、目次から気になる所をご参照頂ければと思います。
はじめに
これまでブログにて、断片的にFP3級、FP2級の試験勉強攻略のための方法を思いつくままに書いてきました。
一旦はまとめ的に、学習方法と試験当日に注意しておいた方がいいことをピックアップして紹介します。
・学習時間はどのように確保するか
・FP3級、FP2級それぞれの学習方法
・過去問への対策方法
・FP3級、FP2級双方に共通する対策
・試験会場での対策
に分けて紹介しています。
細部についてはリンク先に更に細かく紹介していますので、合わせてご参照ください。
試験学習を始める前に確認しておきたいこと
曖昧なままに資格を取得しようと進める前に、ある程度考えられることを想定して対策をすることで、勉強もスムーズに進むうえ、自分自身の納得感も出て来るでしょう。
中途半端に終わらない様、また無駄と思える時間を過ごさないようにするためのコツを記載してみます。
まず、勉強と向き合えるか考えてみる
大前提となる考え方ですが、何のためにFP資格を取得するのか、またいつまでに取って行きたいのか、取った後のイメージはどういったものを持っているといいのかなど、予め考えておくと勉強もしやすくなります。
これらが具体化されていると、モチベーションが湧いたり、もし人に伝えた場合にはカッコ悪くて引くに引けないなどもあるかと思います。
いずれにせよ、資格取得を目指すということはある程度時間やお金が掛かってくるので、一番に考えておきたい点です。
勉強に向き合う際の心得
FP資格を取得することとして、勉強をすることにした時には、ある程度考えておいて損はないことがあります。
勉強することにしたとしても、中々学習に身が入らない、集中できない、はかどらない、などなど、資格試験においてはありがちでしょう。
そのような点について、こちら
にて紹介しています。
特にライバルや仲間を見つけて、どのような勉強をしているのかで刺激を受けながらやるのは効果的です。
切磋琢磨することで、自分もやらなければならないという気を、常に意識しながらするのと、そうでないのとでは大きく差がでてくることとなります。
FP2級受験の場合の考え方
特にFP2級の場合は、FP3級の段階よりもどうしていきたいかの目的も明確になってくると思われます。
何のために学習をしていくのか、取ったらどういういいことがあるのか、また何ができるのかなど、具体的にしておけばしておくほど、学習への取り組みも真剣になるでしょう。
こちら
にて紹介しています。
取得したあとに様々な可能性が開けてくるので、その点も加味しておくとより勉強に対するモチベーションにもなります。
特にFP2級に限定して、そもそも資格を取得する理由は何なのか、という点を突き詰めています。
上位の資格になればなるほど、そのスキルに裏付けされることにより、できることの幅も広がってくるでしょう。
そのようなことを考えるためのきっかけを
以下
にて、紹介しています。
FP3級と違った自己啓発になる一方で、時間や金銭的な制約が多くなるために、まずはここを固めて臨まれるとスムーズにいきやすいでしょう。
学習時間の確保
資格試験に向き合う以上、ある程度は時間を割かなければなりません。
これも学習を始める前にある程度想定はしつつ、足りている、足りていないなど、合格するための目安としても有効でしょう。
時間を確保できるなら、また絶対合格を目指したい場合は、目安以上を目指すことをお勧めしますが、目安はあくまでも参考値のため、個人の理解度や業務上の事情によっては絶対ではありません。
3級、2級合格までのそれぞれの学習時間の目安
学習時間の紹介とともに、１日当たりどれぐらい確保をすればその目安となる学習時間に到達できるのか、シミュレーションしています。
具体的には、こちら
の記事になります。
平日や隙間時間を上手く活用するのか、それとも休日を中心に学習するのか等でも変わってきますが、ある程度の時間を確保しつつ対応するのが良いでしょう。
一日の時間の確保とともに、試験までどれぐらい時間を掛けるかは、反比例することとなります。
早く取りたい場合は、一日の学習時間を多めにとらなければならないし、逆に一日の学習時間がさほど確保できない場合は、もしかしたら合格まで長期間かかってしまうかもしれません。
2級合格のための学習シミュレーション
FP2級に対して、もう少し突っ込んだ形での学習時間の確保の方法論について紹介しています。
合格するためには、スケジュールを確保し、その間何をやるべきかという、合格というゴールからの逆算思考が試験対策として非常に重要になってきます。
具体的には、こちら
の記事になります。
受験までのシミュレーションとともに、逆算思考の重要性、インプット、アウトプットそれぞれに割く割合の考え方など、紹介しています。
余裕を持った時間の考え方を
勉強は切羽詰まった形でやっても、焦って中々結果が伴わないことも考えられます。
できれば、無理なく余裕を持ったスケジュールで試験当日まで臨むのがよく、メリハリの付け方などについても記載しています。
具体的には、こちら
の記事になります。
効率と余裕って相反するものかもしれないですが、ある程度の余裕を持つことにより、勉強を工夫する考え方も生まれるので、一夜漬け学習は避けたいところです。
FP3級の学習方法
FP3級とFP2級では若干違う所があるので、分けて記載します。
FP3級合格後、FP2級の受験を考えてらっしゃる方は、FP2級の勉強を合わせてされるのがお勧めです。
3級合格のための学習方法
FP2級と学習方法は近しい所はあります。
とりわけ、FP3級について個別でこちら
で具体的に紹介しています。
一連の学習方法を紹介していますが、あれこれ手を出さずに、どれかに集中してもいいかと思います。
FP3級については、無料で展開されている問題集と、テキストさえあれば、独学でも十分合格が可能なため、独学ベースで紹介しています。
分からないようなところや、深く学習したい点は、YouTubeなどの動画学習も非常に有効的でしょう。
FP3級テキストの考え方
FP3級のテキストについて紹介していますが、実はテキストをどれにするかよりも、テキストをどれだけ活用するかが重要です。
具体的には、こちら
で紹介しています。
見やすさや、先生のテイストなどによってテキストは異なりますが、基本的な事項はどれも充実しており、どれを選んでもまずは問題はないと考えます。
しかしながら、その後自分の理解力や吸収力を高めていくためには、オリジナル性を出して、追記等していくことで、自己流テキストを構築していくのが重要です。
FP2級の学習方法
FP3級同様に、FP2級についても紹介します。
FP3級→2級ステップアップ合格のための学習方法
FP3級からFP2級へステップアップを経ていく観点で記載しています。
資格の中で級があったり上位資格がある場合は、辛いですが連続して学習することにより、途切れずに学習が行えることから、知識の定着も格段に違ってきます。
集中力や気力との問題となりますが、筆者もこの方法で乗り切ってきたので、上位資格に向けて続けて取り組むことを推奨します。
具体的にはこちら
で紹介しています。
FP3級の学習により、ベースは出来上がっているので、あとは例えば択一式だと〇×or3択→4択になる形で、聞かれていることはやや深堀しているものの必ずベースが活きてくるでしょう。
FP2級テキスト学習の考え方
テキスト学習をする際には、分からない所はあとからカバーできると信じて、先に進めることが大切です。
テキストの１周目は、まずはざっと読んで、細かな所はアウトプット学習とともに学習していくぐらいでいいかもしれません。
具体的にはこちら
で紹介しています。
方法としては、満点は狙わずに6割できればいいという気持ちがぐらいの方が合格に近づくことでしょう。
完璧な理解を目指すと、理解度が深い所や浅い所のむらが出てしまい、浅いところが沢山出た、ということにもなりかねないので、バランスよく進めるのが望ましいです。
独学か通信か通学か
FP2級となると、FP3級とは違って、独学、通信、通学の3つのうちどれを選択するのが望ましいのか、検討することもあるでしょう。
受験生の勉強のスタイルや、独学が向いていない人、通わないと身が入らない人、それぞれあるかと思います。
そんなヒントとしてこちら
を紹介いたします。
筆者は独学にこだわっていたため、FPについてはFP3級→FP2級→（AFP）→CFP®5科目→FP1級（実技）は独学で行いました。
CFP®の金融のみ、一度不合格になったためこの単元だけはLECの通信講座を取っています。
必ずしも独学がいいという訳ではなく、再学習のため通信を取る、または絶対に合格したいから通学する、も考えられるでしょう。
合格戦略は時間的、金銭的な制約とともにそれぞれの事情を踏まえながら検討されるのがいいかと思います。
インプット学習とアウトプット学習の重要性
FP2級はFP3級よりも難易度が上がるので、インプット学習とアウトプット学習をそれぞれ意識しながら学習していく必要があります。
バランスよくこれらを考えていくためには、どのような方法がいいのでしょうか。
それぞれの考え方をこちら
より紹介しています。
筆者の勉強例も画像で紹介していますが、インプットよりもアウトプットを重視した学習方法が合格に繋がるのではと考えています。
過去問対策
FP3級、FP2級に限らずですが、『過去問を制する者が試験を制す』といっても過言ではありません。
筆者が受験してきた試験も全てこの考え方がベースにあります。
絶対に避けては通れない道、FP3級、FP2級で大切な過去問への取り組み方を紹介します。
FPドットコムの過去問道場のフル活用
筆頭に挙げられる過去問対策はやはりFPドットコムさんの過去問道場の活用でしょう。
具体的には、こちら
で詳細について記載しています。
お勧めする理由とともに、活用の仕方やゲーム感覚でできる内容などについても紹介しています。
過去問深堀学習法
過去問は同じタイプのものも比較的出題されますが、そうでないみたことが無いものもでてくるでしょう。
そのためには、ある問題が出た時に、その問題から連想できる（今回は出題はされなかったが今後出るかもしれない）他の事例はどうなっているのか、という横に広げていく学習方法です。
深堀学習法は、変化球を投げられた時の応用にも対応できるでしょう。
具体的には、こちら
で紹介しています。
こちらの紹介では、FPでも頻出で筆者が一番好きな法律の一つである区分所有法（マンション法）についての例を挙げていますが、このような形でどんどん連想的に話を膨らませることができれば、その分野における理解度は十分と考えることができます。
ただし、こちらの例にある通り様々な角度から問題を切ってアウトプットを出すことを習慣化することから、最初は難易度的には一定程度あるかもしれません。
共通対策
FP3級、FP2級に関係なく、双方に共通する対策方法を紹介します。
おもに学習するにあたっての工夫の観点となります。
データ版テキストの考え方
紙のテキストやノートより、データのテキストやノートの方が検索効率やまとめる効率なども上がる観点から、推奨しています。
具体的には、こちら
で紹介しています。
筆者はほどんどこの手法で、2018年に受験したビジネス実務法務検定2級や宅建、管理業務主任者の試験から対応してきています。
かれこれ4年ぐらい紙のテキストやノートを全く使っていない筆者独自の攻略方法になっています。
ノートアプリの活用
データ版のテキストやノートはノートアプリの採用が欠かせません。
可能な所はIT機器やツールを使って効率化できるところはしていくことで、ライバルとの差をつけることも可能です。
圧倒的な時短が発揮できる点も魅力的でしょう。
具体的には、こちら
で紹介しています。
ここでは筆者が使用しているiPadとの親和性が高いGoodNote5を中心に紹介しています。
今後の教育分野でもタブレットを中心とした教科書やノートの電子化は益々進んでくると想定されます。
いち早く資格試験用に取り込んで、時間的にも効率的な学習を獲得することで、ライバルよりもどんどん先に学習を進めることが出来る手段でしょう。
落ちないための学習の工夫の仕方
ある記事とYouTuberの東大医学部卒の女医さんが紹介しているところが、共通していたため、記載しました。
学習においては頭に入れるインプットと、頭の中に入っているものを、問題を解くこと等を通じてアウトプットしていく、その双方が大切という点です。
具体的には、こちら
で紹介しています。
ご両人とも、アウトプット学習の大切さを言っている内容となっていますが、FPについても過去問学習を中心とした、アウトプット重視の学習が成果を生むと考えられます。
学科と実技それぞれの対策方法
FP3級、FP2級双方とも、学科と実技の試験があります。
それぞれにおいて特徴があるので、学科、実技の実際の問題を取り出してみて傾向と対策を紹介しています。
特に学習の段階では、「学科用」「実技用」など区分けする必要はないですが、FP2級では出され方が違ってくるので、解答方法に慣れておく必要はあるでしょう。
具体的には、こちら
で紹介しています。
FP2級の実技は、CFP®試験に似た感じのものが出てきたりと、少々骨の折れる内容もあるので、しっかりと事前対策を取りながら取り組むことが必要になってくるでしょう。
上手く電卓を使うために
少し番外的な記事ですが、FP試験にとって電卓は非常時大切な自分の相棒的な存在でしょう。
そのため、使い慣れたものを常日頃から利用して、本番でも利用することが望まれます。
こちらの記事においては、メーカーによる電卓の違いや、キーの違いなども紹介しています。
個人的にはCASIOの電卓がお勧めですが、ここはメーカーによって好みもあるので、一応個人的な推奨にとどめておきます。
試験対策
最後に、試験前日や試験時間終了までの間にやるべきことを紹介します。
最近3年間で10の資格試験（受験順に、ビジネス実務法務検定2級、日商簿記2級、宅地建物取引士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、マンション管理士、測量士補、FP3級、FP2級、CFP®6科目）を受験してきました。
そこでリアルに感じたことについて試験対策として紹介します。
会場入りまでに確認しておきたいこと
当日会場入りまで、すなわち試験開始前に確認しておきたい事として、前日までに確認しておきたいことと、当日試験前までに忘れずにかくにんしておきたいことに分けて紹介します。
どれもリアルに大切なことと感じています。
前日までに確認しておきたいこと
試験会場や試験開始時間、持ち物、睡眠の3つの重要事項について触れています。
この3点については、試験対策上、実力とともに重要な論点なので、誌面を割いて説明しています。
持ち物は、絶対に忘れてはならないもの、また忘れても何とかなるもの、それぞれありますので、チェックして頂ければと思います。
特に絶対に忘れてはならないものとして電卓が挙げられます。
当日の朝、最終確認のために勉強して、自宅やカフェに置き忘れたなどが起きてしまうと非常に災難です。
絶対に複数台準備することが大事です。
当日忘れずに確認しておきたいこと
当日試験会場でも確認すべき点があります。
具体的には、こちら
で紹介しています。
特にカンファレンス会場や大学等の大規模施設が試験会場となった時に、会場入り口から自分が受験する試験部屋まで時間が掛かります。
さらに、大切なのはトイレです。
トイレが近い方にとって何よりも注意しないといけないのは、朝混む可能性がある事です。
FP3級、FP2級ともに午前中から試験があるので、余裕を持っての活動が非常に大事です。
ちなみに、筆者は現場での一番の重要確認事項として、普段からトイレの場所や混み具合を挙げています。
試験会場に行く途中にもしあれば、そこも活用するようにしています。
FP試験時間中の効果的な対策
試験中の対策は、正直とっさには中々思いつかないこともあります。
10の試験に加え、不合格再受験、CFP®のような科目毎の試験だと20近い試験を受けてきたこととなっていて、身体が勝手に動いてしまうこともあります。
そのため、初めての試験だとあまり参考にはならないこともあるかもしれませんが、経験者の生の意見として試験時間中でも効果を生む対策として紹介します。
問題に取り掛かる前の注意点
問題が配られて、試験開始となったあとに、すぐに手を付けるのではなく、全体でどのような問題傾向となっているのか、まずは見てみましょう。
分からない所や分かる所のあたりを付けるだけでも、試験開始の１，２分で安心感や余裕が生まれるかもしれません。
問題を解くにあたっての時間配分の検討
限られた時間の中で全てを解答しなければならないため、ミスなく時間配分を現場対応で行いながら進めることが重要です。
このあたりはテクニック的なところがあるので、最初にFP3級等から受験することとなった場合は、試験慣れしていないため、すぐには難しいかもしれません。
しかしながら、効率的に試験問題を解いていくことが、余裕を持った時間を確保できるという点では試験対策としては非常に重要な点であることから、意識しながら解いていくことで合格に近づくことも否定できない所です。
解答をどの段階までに終えておき、マークシートに塗る時間を確保する必要があるのか、また塗った後に見直しをするなど、シミュレーションをしながらすすめていくことが望まれます。
問題を解き始める際のコツ
何を聞かれているのかについては注意深く確認をする必要があります。
問題をよく読むことで、趣旨を理解するとともに、時間に限りがある中で読み違えない慎重さも必要というテクニックがいると言えるでしょう。
一例として、「適切なもの」を選べか「不適切なもの」を選べなのかの解答の工夫例も挙げています。
「適切なもの」を聞かれているのか、「不適切なもの」を聞かれているのかで、逆に答えてしまうと解答も大きな違いとなってしまいます。
これは良くあるミスにつながるので、試験対策上、非常に注意しなければならない点ですが、そのような間違いをしないような工夫も紹介しています。
試験終了の最後の最後まで諦めない対策
この観点も試験における一つのテクニックであるかもしれません。
これまで学習してきた成果を発揮すべく、試験は本当に最後の１分１秒迄時間を使い切る必要があります。
見直しもそこそこに、時間の前に立ち上がって答案を提出して退出することが無いようにしたいものです。
とにかく周りを気にせずに、時間が余ったなら何度も何度も見直して、マークミスがないか、再計算によるチェックなど、合格に近づくためには非常に重要です。
マークシート後のチェックや、分からない問題への対処方法なども、最後の最後で正解を導き出せる可能性は十分にありますので、そのコツなども紹介しています。
分からない問題への対処方法
試験問題の中には分からない問題は必ず出てきますが、その場合の対策にもコツや工夫が存在します。
これもひとつの試験上のテクニックと言えるもので、身に付けておいて損はない方法かもしれません。
筆者が数々の試験において実践し、合格を勝ち取ってきた対応方法を紹介しています。
あとから他の問題を経由して戻ってきたら、思い出したということもざらにありますので、参考に出来る所もあるかと思います。
あとは、余白を上手くつかうことも、計算が多いFP試験にとっては大切な観点でしょう。
まとめ
これまでに紹介したとおり、試験勉強をするに当たって予めやっておいた方がいいこと、試験中に想定しうることはたくさんあります。
それだけでわざわざ回り道をせずに最短で合格にたどり着くことが出来るかもしれません。
想定できうるある程度の想定を事前にしつつ、現場でも対応できると、FP試験合格はほぼ手中に収めることができるでしょう。
試験に対する勝ちパターンは紹介した以外にもたくさん存在することと思いますが、合格のための一つの参考になれば筆者としても幸いです。
コメント